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【社会人必見】スキルアップに役立つビジネス書をジャンル別に紹介!選び方も解説

社会人としてのスキルアップのため、ビジネス書を読むという方は多いでしょう。しかし、「ビジネス書」と一言でいっても多くのジャンルがあり、どれを選んだらいいのかわからないとお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ビジネス書にもお金や経済、マネジメントに関するもの、コミュニケーションスキルを身につけるものなどいろいろなジャンルがあるので、ご自身の目的や興味に合ったビジネス書を選ぶ必要があります。
そこで今回は、ビジネス書のおすすめ商品や選び方を紹介します。ジャンルごとにわけて人気のビジネス書をいくつか紹介するので、ビジネス書の購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
※記事の内容は記事公開時点のものです。

すべての社会人におすすめのビジネス書

最初に、新入社員から管理職まで、すべての社会人に読んでほしいビジネス書をいくつかピックアップしてみました。問題設定とそれを解決する方法や、物ごとを正しく見る方法などを扱い、高い評価を得ているものです。

イシューからはじめよ ― 知的生産の「シンプルな本質」

イシューからはじめよ ― 知的生産の「シンプルな本質」

ヤフーのデータ戦略を率い、慶応義塾大学SFCで教べんもとる安宅和人氏のベストセラー。「圧倒的に生産性の高い人」が、どのような手法で仕事をしているのかを分析。努力と根性でたくさんの問題解決をめざして疲弊するのではなく、本当に解決すべき問題(イシュー)を明確にして、設定・解決をはかることを主張しています。キャッチフレーズは「やるべきことは100分の1になる」
発売から10年をへて、なお売れ続けている問題解決書の定番です。イシューをどのようにとらえて、どう分解し、再構築するかを、具体的な手法をあげながら解説しています。ビジネスパーソンはもちろん、学生や研究者など多くの方におすすめです。

メモの魔力 ―The Magic of Memos―

メモの魔力 ―The Magic of Memos―

メディアにも多数出演している起業家・前田裕二氏のメモ術をまとめた一冊です。メモに記録してゆくことで、とおりすぎてゆく情報を定着させ、なりたい自分になっていこうという啓発書です。
目にしたものを片端からメモすることでアイデアが生まれ、日々メモをとることで自分を見直せるといいます。メモが持つ魅力や、メモがどのように影響するのかを学べます。気づきや行動することを大切に思っている方に特におすすめです。

FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

世界中で100万部超のベストセラーです。データをきちんととらえて思い込みを排し、事実にもとづく世界の見方をしようと主張します。元合衆国大統領のオバマ氏やマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏などの著名人も絶賛するビジネス書です。
専門家や頭がよい人ほど、知識にしばられて思い込みや間違った世界の見方をしてしまうことがあるといいます。本書では10の思い込みについて、新しいデータにもとづいて、常識がいかに間違っているかを説明していきます。
物ごとを正しく理解し、チャンスにつなげたい方はぜひご覧ください。

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キャリア・転職でおすすめのビジネス書

キャリアや転職に関するビジネス書も多く発売されています。基本的な知識集や、年収を大幅アップさせる方法、将来に向けて今いかにすべきかなどをテーマにした本を紹介します。

20代のリアル転職読本

転職を考えている20代の悩みや疑問を解決してくれるビジネス書です。「キャリアとは?」「業種が異なる転職は大丈夫?」「転職サイトのつかい方は?」など、「そもそも」のところから解説してくれます。
また、転職のおきてや転職に役立つ資格、ブラック企業を見分けるチェックリストなど、転職に役立つ情報がたくさん掲載されています。本書を読んで戦略的な転職計画を立てられれば、よりよいキャリア形成を期待できるでしょう。

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転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方

4度の転職と副業によって、年収240万円を年収5000万円まで増やしていった著者のノウハウが詰まったキャリア構築術の本です。
たとえば「年収を大幅に上げる軸ずらし転職の方法」は、「業界×職種」で年収の大枠が決まるなかで転職によって年収を上げるには、「業界」か「職種」のどちらかの軸を、「年収の高い業界」か「年収の高い職種」に「軸ずらし」するのが近道だといいます。
このほか、「採用を引き寄せる実践テクニック」「転職と副業をかけ合わせて1万分の1の人材になる道筋」などを解説しています。

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略

人生100年時代を迎えて、「老い」そのものの概念が変化し、人生設計の見直しを迫られるとする提言の本です。
本書は「教育」「仕事」「引退」という人生の3つのステージで人生を考える時代は終わり、70代、80代まで働くことがあたりまえになるといいます。健康寿命がのびて、若々しく生きられる期間が長くなるためです。
そうしたなかで生き生きとすごすには、画一的な生き方にとらわれず、生涯をとおして変身を続けてゆく姿勢が必要だといいます。悲観論ではなく、長寿社会をどう楽しむかを提案して、世界でベストセラーとなりました。中高年の方だけでなく、若い年代の方にもおすすめです。

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コミュニケーション・マネジメントでおすすめのビジネス書

ビジネスではコミュニケーションやマネジメント能力も非常に重要なスキルです。そこで、コミュニケーション・マネジメントに関するおすすめのビジネス書を紹介していきます。

1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術

年間300人以上のプレゼンを指導してきたヤフーアカデミア学長の伊藤羊一氏が手がけた「印象に残る」話し方が書かれたビジネス書です。
90%の人は1分で話せないために損をし、さらに話が長いと相手に伝わりません。この本では伝え方はもちろんのこと、結論の決め方や1分で記憶に残す方法などをわかりやすく紹介しています。

人は話し方が9割

「考えていることを正直にいえない」「会話が続かなくて沈黙が怖い」など、「話すこと」に関する悩みの解決方法がみつかるビジネス書です。
・簡単に話せるようになる3つのコツ
・コミュニケーションの達人だけが知っている三大原則
・苦手な人をかわす3つの方法
・相手に9割しゃべらせる拡張話法
など、コミュニケーションがうまくなるちょっとしたコツが詳しく解説されています。
コミュニケーションをうまくとって人間関係をよりよくしたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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マネジメント[エッセンシャル版]

「マネジメントの父」とも呼ばれる経営学者P.F.ドラッカーの代表作「マネジメント――課題、責任、実践」のエッセンスを初心者向けにまとめた入門書です。
この本では「マネジメントの仕事は実践であり成果を出すこと」と規定されており、そのために果たすべき使命・役割、取組むべき仕事、中長期的に考えるべき戦略について詳しく解説されています。
組織で働くビジネスパーソンに新しい目的意識と使命感を与える一冊となっているので、マネジメントを学びたい方は、ぜひ手に取ってみてください。

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お金・経済でおすすめのビジネス書

お金・経済は私たちが生活するうえでもとても大切です。ここからは年金や資産運用など私たちの生活の参考になるビジネス本も紹介します。お金・経済に関心がある方は、ぜひご覧ください。

お金2.0 新しい経済のルールと生き方

ファイナンス事業などを行うメタップスの創業者・佐藤航陽氏が著したビジネス書です。
現代では仮想通貨やフィンテック、シェアリングエコノミーなど、テクノロジーの進化によって「新しい経済」が生まれています。本書では、お金や経済のしくみ、新しい経済の形、そして私たちの生活がどのように変わっていくかを、専門用語をできるだけ避けながら解説し、展望を描いています。
新しい経済は、既存の金融知識が豊富なほど理解しにくく、不安に陥りやすい傾向があります。新しい経済のなかで私たちがどう生きるのか、本書を今後の参考にしてみてください。

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バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか

「バビロンの大富豪」は100年近く前に出版された「お金に関する知恵」の本です。書かれた当時と現代とでは経済情勢や社会背景が大きく異なります。しかし、本書で書かれている「繁栄と富と幸福の原則」は今も十分にあてはまります。現在の日本が学ぶべきことといえるでしょう。
本書には人生の指針と勇気を与えてくれる「黄金の知恵」が書かれているので、ぜひ手に取って日々の生活の参考にしてみてください。ビジネスパーソンに限らず、幅広い年代の方におすすめできます。

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誰も教えてくれないお金の話

「お金はなぜたまらないのか」「保険は入ったほうがよいのか」「老後の資金はどうしたらよいのか」など、誰もが持っているお金の悩みをすっきり解消してくれる一冊です。
この本では家計や住宅ローン、保険、年金、資産運用、出産・子育てなど、生活に密着したお金の話から、お金に関する知識や考え方を学べます。
内容はコミックで描かれているので、難しいお金の話も頭に入ってきやすいでしょう。あまりビジネス書を読んだ経験がない方や金融の知識がない方、お金のことで悩みたくないと思う方におすすめです。

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ライフハック・勉強法でおすすめのビジネス書

最後に、ライフハックや勉強に関するおすすめのビジネス本をいくつか紹介します。仕事や日常生活の効率を高めたい方や、より効果的な勉強法を知りたい方は、ぜひご覧ください。

ライフハック大全―――人生と仕事を変える小さな習慣250

仕事や日常生活のなかで効率を高めて快適にする工夫、いわゆるライフハックをまとめたビジネス書です。
・日々のToDo管理はどうするとよいのか
・効率を高めるなら48分作業をして12分休むのがよい
・片付けをする前に写真を撮るだけで簡単にすっきりできる
など、人生・仕事を変えてくれる小さな習慣がたくさん掲載されています。
ぜひ本書を手に取って、気になるところや興味のあるところだけでも実践してみてください。小さな習慣で、人生・仕事を変えられるのではないでしょうか。

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学び効率が最大化するインプット大全

YouTubeなどでも人気の精神科医・樺沢紫苑氏が情報のインプット術を紹介したビジネス書です。
私たちは勉強や読書、インターネット、テレビなどから日々たくさんの情報をインプットしています。以前と比べてもインプットする量が増えているため、これまでのインプット術では時間や手間がかかり、なかなか生活に活かせていない方も多いでしょう。
そこで本書では読書法や学習法、記憶術、情報収集など、脳科学に裏付けられた80のインプット術を紹介しています。
「週2時間以上の運動が記憶力を上げる」「場所を変えながらの勉強で記憶力が上がる」など、簡単に取入れられるインプット術が多く紹介されているので、ぜひ試してみてください。

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スキルアップに役立つビジネス書の選び方

ここからはビジネス書を買うときには何を見て選ぶのか、ビジネス書の選び方のコツを解説します。どれを買ったらよいのかわからない方は、ぜひ参考にしてみてください。

表紙やタイトル、帯を見る

単純に表紙やタイトル、帯を見て気になったビジネス書があったら購入してみましょう。ビジネス書を選ぶときには、興味があるかどうか、ご自身が求めている内容かどうかが重要なポイントです。
特に帯には内容の抜粋や出版社が読んでほしいと思っていることが書かれています。帯に興味のあることや知りたいと思っていることが書かれていたら、「あたり」かもしれません。

目次の内容を読む

ビジネス書の場合、目次を見れば何が書かれているか、おおよその内容を把握できます。どのビジネス書を購入したらよいか悩んだら、まずは目次を見て何が書かれているか確認してみましょう。特にご自身の興味があることや知りたいことに、多くのページ数を割いている本がおすすめです。
また、目次に具体的な情報が含まれていると、書かれている内容の説得力が高いという傾向があります。ビジネス書を選ぶときには、目次の内容やページ数にも注目してみてください。

興味がある箇所だけ読んでみる

どのビジネス書を買うか迷ったときには、興味のある箇所だけ読んで買うかどうか決めてもよいでしょう。興味のある箇所を読んで、さらに他の部分も読みたいと思ったら購入すればよいでしょう。

ネットショッピングで購入するときや本が開けなくなっているときなど、興味のある箇所だけ読むのが難しい場合もあります。そういう場合は要約を読んでみてください。要約を読んで内容についてさらに知りたいと思ったら、購入してみましょう。

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