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【トップ10】人気の音楽ジャンルランキングを紹介!

J-POPやジャズ、ロック、ヒップホップに歌謡曲など、音楽にはたくさんのジャンルがあり、その種類も星の数ほどあります。そのためそれぞれの音楽ジャンルがどんな特徴のものかわからないということはありませんか。また、特定のジャンルの曲を探したいけれど多過ぎて探せないということもあるかもしれません。
実は、音楽ジャンルは世界各国に1000種類以上もあるといわれています。そんなにたくさんあってはそれぞれがどんなものか理解したり探したりするのは難しいでしょう。実際、専門家の間でもカテゴリーわけの認識がずれてしまうことはよくあるそうです。
そこで今回は、日本の音楽ジャンルのなかでも特に人気のあるジャンルをランキング形式で紹介します。それぞれの歴史や特徴を紹介しているので、ぜひ自分の目的や好みにあった音楽ジャンルを探してみてください。
※記事の内容は記事公開時点のものです。

音楽ジャンルとは

J-POPやロック、ジャズやアニソンなど、音楽にはさまざまなジャンルがあります。ジャズやロックは多くの人が耳にすることも多い代表的なものですが、音楽ジャンルは1000種類以上にも分類できます。
これは発祥した時代の背景、音階、リズム、スケールなど、分類方法も細かく、それぞれが複雑に絡み合っているためです。それでは、音楽ジャンルについてもう少し詳しく紹介していきましょう。

音楽は1000種類以上ある

音楽ジャンルは世界各国にさまざまなものがあり、大きくわけると、クラシックなどの芸術音楽、現代の大衆音楽であるポピュラー音楽、宗教音楽などがあり、そこからさらに細かくわけられていくことになります。
なぜそこまで細分化されているのかといえば、1つのジャンルからいくつものジャンルが派生したり、それらが組み合わさってまた新しいジャンルになったりと、音楽の長い歴史のなかで複雑に絡み合って進化をしているからといえるでしょう。
たとえば、R&B(リズムアンドブルース)からはロックが生まれ、ロックはポップスへと進化していくなど、音楽ジャンルがそれぞれ独立しているというより、互いに影響し合った存在です。

製作者の意図と異なるジャンル付けがされる場合もある

1000種類以上にもわけられた音楽ジャンルですが、そうなってくると難しいのはカテゴリー付けです。音楽のジャンルわけはとても難しく、実は専門家の間でも認識が異なってしまうこともしばしば。いざ楽曲が売り出されてみると、楽曲製作者が思っていたものとは違う音楽ジャンルにカテゴリーわけされていて驚いたということもよくあります。
それだけ音楽ジャンルのカテゴライズは難しく、専門家にも線引きが難しいものだといえます。ですが、せっかく音楽ジャンルがあるのだからいろいろと知りたいという場合もあるでしょう。そんなときに便利な、音楽地図というものが注目を集めています。

ジャンル探しは音楽地図が便利

音楽ジャンルは細かくわけられ過ぎて専門家にもカテゴリーわけが難しいと前述しましたが、それをパッと見ただけでわかりやすくまとめたものが近年注目を集めています。それが「音楽地図」です。音楽地図とは、文字どおり音楽ジャンルがどのように派生し、進化してきたのか、系統立ててまとめた地図のことです。

これを見ることで、文字だけだとわかりにくい音楽ジャンルの関係性を視覚的に理解できます。どのジャンルとどのジャンルが関わりを持っているのか、誕生した時期などを把握でき、とても便利なアイテムです。

人気の音楽ジャンルランキングトップ10

それでは、日本で人気の音楽ジャンルをみていきましょう。今回はdマーケットが選ぶおすすめのジャンルをランキング形式でピックアップしてみました。それぞれの特徴や成り立ちについて紹介しているので、ぜひ自分の好みに合った音楽ジャンルを探してみてください。

【10位】R&B

R&B(リズム・アンド・ブルース)は、1947年頃にアフリカ系アメリカ人によって生み出された音楽です。ジャズやブルースが発展するなかで生まれたともいわれています。
ブルース感あふれるメロディを力強いリズムとともに奏でるR&Bは音楽ジャンルのなかでも人気が高く、多くの名曲が生み出されています。

【9位】クラブミュージック・ディスコソング

クラブミュージックは、文字どおりナイトクラブのダンス文化から生まれた音楽です。DJがクラブで行うDJプレイなどから生み出されるのが特徴で、その点が楽器によって演奏されるほかの音楽と大きく異なっています。
1980年代後半頃から、ニューヨークやシカゴ、イギリスなどではナイトクラブが流行しており、そういった情勢から生まれたのがクラブミュージックでした。今はハウスミュージック、テクノミュージックなどダンスミュージックをひっくるめた総称として使われています。

【8位】ジャズ

ジャズというと、酒場やバーなどで演奏者たちが自由にセッションをするようなイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。そのイメージこそジャズの特徴です。ジャズは演奏者がその場でメロディを作って演奏する、すなわち即興演奏が特徴の音楽ジャンルです。
その誕生は1920年頃のニューオーリンズといわれています。当時のニューオーリンズには黒人や白人をはじめ、さまざまな人種の人たちが暮らしていたため、言葉よりも音楽でのコミュニケーションが盛んになり、そこからジャズは生まれました。そのためジャズは黒人音楽と白人音楽、それぞれの特徴を受け継いだものとなっています。

【7位】歌謡曲

歌謡曲というと、どことなく懐かしい昔の歌というイメージがあるかもしれません。正確にいうと、歌謡曲は現代日本のポピュラー音楽、J-POPと同じ日本の大衆音楽全般のことを指しています。つまり、歌詞の付いた日本の歌が全般的に歌謡曲というジャンルに属しています。
歌謡曲とはもともと明治時代以降に欧米から入ってきた新しい音楽のことをそう呼んでいたことにはじまります。昭和になってからNHKが日本の大衆音楽のことを「歌謡曲」と呼ぶようになったことをきっかけに今の使われ方となりました。今でもクラシックや欧米音楽のカバーなどを歌謡曲と呼ぶこともあり、かなり幅広く使われています。そのような歴史もあって、歌謡曲にはどこか懐かしいイメージが付いているのかもしれません。

【6位】クラシック

クラシック音楽とは、文字どおり「古典的」な音楽をさす音楽ジャンルです。基本的には17世紀から19世紀頃までの間にヨーロッパで生まれた音楽のことを指します。ベートーヴェンやモーツァルトなどは、誰もが学校で習ったことのある名前ではないでしょうか。
約400年の長い時間のなかで、さまざまな音楽家により生み出されてきたクラシック音楽ですが、中世ルネッサンス音楽、バロック音楽、古典派、ロマン派など時代ごとに分類され、それぞれに特徴があります。ベートーヴェンやモーツァルトは古典派音楽に入り、1750年から1827年頃までの音楽ジャンルです。そういったことも踏まえて聴いてみると、歴史が垣間見えておもしろいかもしれません。

【5位】ヒップホップ・ラップ

ヒップホップやラップというと、格好よい音楽をイメージする方も多いのではないでしょうか。ヒップホップと聞いてダンスを思い浮かべる方も多いでしょう。ヒップホップは、リズム感を大切にした音楽です。1970年代のニューヨーク、なかでもサウスブロンクスと呼ばれるスラム街に住む黒人たちの遊びから誕生したといわれています。
当時、格差の大きかったニューヨークで、お金のない黒人たちが道端で音楽を流し、歌ったり踊ったりしたことから生まれました。音楽を流すことさえできないときは口や体でリズムを取ったといわれ、だからこそヒップホップはノリのよいリズム感を大切にした音楽になったのでしょう。また、このヒップホップに歌詞を乗せたのがラップです。

【4位】ロック

ロックの原点はR&B(リズムアンドブルース)にあります。黒人たちが生み出した音楽に白人たちが加わり、少しヤンチャな雰囲気の音楽として人気になりました。そのヤンチャな雰囲気が一変したきっかけがビートルズです。
ビートルズはその優等生的雰囲気でそれまでのロックの雰囲気を変え、ファンの層も広がりました。さらにそこにビートルズとは正反対のローリングストーンズが登場したことで、ロックは人気の音楽ジャンルとして全盛期を迎えることになりました。
ロック魂という言葉もあるように、ロックには強い意志といったような意味もあります。ロックに力強さを感じることが多いのは、こういった魂や意志の込められた音楽が多いからかもしれません。

【3位】ポップス

ポップスの正式名称はポピュラーミュージックです。ポピュラーミュージックはその名前のとおりポピュラーな音楽のことですが、かなり幅が広く「ポップス」が具体的にどのような音楽をさすのか曖昧な部分も多くあります。
ポップスはもともとロックから派生した音楽の1つで、ロックよりも軽めでリズミカル、短めの曲が多いのが特徴です。ロックの全盛期を支えたビートルズやローリングストーンズなどはポップスの初期に含まれることもあり、より多くの人にわかりやすく親しまれやすい音楽のことをさす場合もあります。時代とともに人が求めるものは変わりますが、それらに合わせて変化していくのもポップスの特徴です。

【2位】アニメソング

アニソンの略称で親しまれているアニメソングは、今では多くの人が知る人気の音楽ジャンルです。ですが、そのはじまりは意外と知らないという方も多いのではないでしょうか。アニメソングとは、アニメ作品の主題歌や、作品内で使われている音楽のことを指します。
日本のアニメソングの第1号は、1917年に放映された初の国産アニメ「黒ニャゴ」のBGMだといわれています。ただ、これはもともとあった童謡にアニメを付けるといった形だったので、今のアニソンとは少しイメージが違います。
より今のアニソンに近い形になったのは、1963年に放映された「鉄腕アトム」の音楽でした。そこから次々にアニメ、アニメソングが作られるようになり、平成に入ってからは声優ブームの到来やキャラクターソングの確立などもあり、神曲と呼ばれる大人気のアニメソングも次々と生み出されていきました。

【1位】J-POP

J-POPは、ポップスのなかでも日本が生み出した日本の音楽のことです。ポップスは時代や人に合わせて変化していくのも特徴だと上記で紹介しましたが、日本人に合わせて日本独自の発展をしたのがJ-POP文化だといえるでしょう。
J-POPは1989年にFMラジオJ-WAVEがはじめて使ったとされており、そこからサザンオールスターズなどがカテゴライズされ、世のなかに浸透していきました。J-POPにカテゴライズされる音楽はかなり幅広く、つんく♂や宇多田ヒカル、嵐やAKB48といったアイドルなどもJ-POPに含まれます。その時代を代表する楽曲こそがJ-POPといえるでしょう。

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その他の音楽ジャンル

代表的な音楽ジャンルについて紹介してきましたが、もちろんこれらのほかにも人気の音楽ジャンルはあります。日本を代表する音楽ジャンルとしては、まず演歌があげられるでしょう。演歌といえば男女の恋路や義理人情などを情感たっぷりに歌い上げるイメージが強いですが、もとは学生たちの間で歌われる流行歌でした。
そもそも演歌とは「演説歌」といって、内容も自由民権運動を行う人々が社会批判をするといった類のものでした。そこから次第に政治性が弱まり、代わりに人々の心情を歌いあげるようになり、今の演歌になりました。
同じように、人々の生活をもの語る音楽ジャンルとしてはカントリー・ミュージックもあげられるでしょう。カントリー・ミュージックはもともとアメリカ南部の農業地帯に暮らしていた人々から生まれたとされています。語りかけるような歌詞や音楽性は、今でも多くの人の心に影響を与えているでしょう。

ほかにも日本で人気の音楽ジャンルといえば、K-POPやレゲエなどもあげられます。これらのジャンルの背景を知ることで、より一層音楽を楽しめるでしょう。

人気の音楽を聴くなら「dヒッツ」がおすすめ!

ここまで紹介してきたように、音楽ジャンルはとにかく細かく多種多様。CDやYouTubeなどでもカテゴリーわけされていることはありますが、それだけではなかなか特定のジャンルや好みの楽曲を探すのは困難でしょう。
そこでおすすめなのが、「dヒッツ」です。「dヒッツ」にはジャンルごとの検索機能があるため、特定のジャンルを探しやすいうえ、オフライン再生も可能なので、電波やWi-Fiなどに頼れないときなどもあんしんして好きな音楽を楽しめます。音楽ジャンルに困ったら、ぜひ「dヒッツ」で検索し、好みの楽曲を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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