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【タイプ別】おすすめ加湿器特集!特徴や選び方も解説

空気が乾燥してきたため、室内の湿度を上げるために加湿器(加湿機)の導入を検討している方もいらっしゃるはずです。加湿器にはさまざまな種類があってどれにするか悩む方も多いと思いますので、今回は加湿器の特徴や選び方、スチーム式やハイブリッド式などのタイプ別でどんな人や場所におすすめかを一挙にご紹介します!

※記事の内容は記事公開時点のものです。

湿度が下がる1月・2月は加湿器を取り入れよう

湿度が下がる1月は加湿器を取り入れよう

寒い冬は特に湿度が下がるため、乾燥対策として加湿器を取り入れてみてはいかがでしょうか?乾燥による影響や、加湿器がおすすめな理由についても解説します。

1年で最も湿度が下がるのは「1・2月」

気象庁のデータによると、1・2月は1年で最も気温と平均湿度が低くなる時期です(2019年の東京都の値より)。これは気温が下がるほど、空気中に含むことができる水分量が少なくなることが原因の1つです。エアコンの暖房によっても空気は乾燥しやすく、室内を暖めれば空気中に含むことが可能な水分量は上がるものの、エアコンは加湿をするわけではないので湿度は上がりません。室内の適切な湿度は40~60%とされているので、普段から湿度計をつかって50%程度に保っておくとよいでしょう。
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乾燥するとどんな影響がある?

空気が乾燥していると口や鼻、喉の粘膜も乾燥して身体を守る機能が下がり、風邪やインフルエンザにかかりやすくなるので、この時期は特に保湿の徹底が重要です。それだけでなく、肌が乾燥すると水分量が下がって肌荒れやかゆみにつながったり、髪も乾燥するとパサつきや広がりなどのトラブルの原因になったりします。ものの表面が乾いていると、静電気も起きやすくなってしまいます。

乾燥対策には加湿器がおすすめ!

手早くかんたんに部屋の湿度を上げたいのであれば、加湿器を取り入れるのがおすすめです。湿度を50~60%にすると口や鼻の粘膜の乾燥を防ぐことができ、肌や髪も保湿できて潤いますし、同じ室温でも湿度が上がると体感温度が高くなるため省エネにもつながります。ただし湿度が高過ぎてもダニやカビが繁殖しやすくなるため、加湿のし過ぎには気をつけて、適度に換気も行いながらつかいましょう。

ほかの乾燥対策については以下のページでも解説していますので、よかったら参考にしてみてくださいね。
■「【秋冬の乾燥対策】おすすめの保湿方法や部位ごとのケアを紹介」はこちら>>

加湿器の選び方

加湿器の選び方

加湿器は大きさや種類の幅が広いので、以下のポイントを踏まえた上で選んでみてください。

設置場所の広さ

加湿器には「適用床面積」と呼ばれる、日本電機工業会規格に基づいて各メーカーが設定した目安が記載されていることが多いので、加湿器を設置したい場所の広さと適用床面積が合っているかを確認してください。また同じ製品でもつかいたい部屋がプレハブ(洋室)なのか、木造(和室)なのかによって適用床面積が異なる場合もあります。部屋が広いのに加湿能力(加湿量)が低いものを選ぶと、室内全体に水蒸気が行きわたらず効果が薄くなりますし、逆に小さい部屋に加湿能力の高いものを置くと湿度が上がり過ぎてしまい、カビが発生しやすくなるので注意してください。部屋の天井が高い場合やエアコンの暖房と同時につかう際には、1つ大きいサイズを選んだ方が無難です。

タンク容量

タンク容量が大きい方が一度にたくさんの水を入れられるので連続運転時間が増えて長時間つかい続けられますし、水を汲みに行く頻度を減らせます。ただし容量が大きくなるほど本体も大きくなって場所を取りやすく、満タンになるまで水を汲むとタンクを運ぶのが大変になるケースもあるため、なるべく大き過ぎない適度な容量のものを選びましょう。オフィスや旅行先でつかう予定であれば、連続運転時間は比較的短く水を汲みに行く頻度は増えますが、タンク容量が1リットルに満たない卓上向けなどのコンパクトな製品だと持ち運びに便利です。

機能

加湿器をより便利につかうためにも、さまざまな機能もチェックしておきましょう。たとえば電源の切り忘れが心配な方は、4時間や6時間で切れるタイマー機能が付いているものを選ぶとあんしんですし、効率よくつかえますね。室内を好みの湿度に設定できるものも、加湿のし過ぎを防ぐことができて省エネになります。加湿とともにアロマオイルの香りを楽しめるものや、ライトの色がイルミネーションのように変化するものなど、癒やしの機能付きの製品もありますよ。

加湿方法

加湿器の加湿方法は大きくわけると気化式、超音波式、スチーム式、ハイブリッド式の4種類あります。たとえばスチーム式や超音波式は加湿能力が高く、気化式は加湿能力は低いですが本体が熱くならないといった違いがあり、それぞれどのような場所や人に向いているかも変わってくるので、各々の特徴やメリットを把握しておくとよいでしょう。

【タイプ別】おすすめの加湿器はこれ!

【タイプ別】おすすめの加湿器はこれ!

加湿方法のタイプ別に、それぞれの加湿器の特徴やメリット・デメリット、どんな場所や人に適しているか、おすすめの製品をご紹介します!

気化式

気化式は水を含んでいるフィルターにファンで風を当てて、水分を気化させるという仕組みになっている加湿器です。加湿能力はやや弱めですが、ヒーターをつかわないため4種類の中で電気代を最も節約できますし、本体やタンク内部の水が熱くならないので子どもやご年配の方、ペットがいるご家庭向けです。誤って倒して水がこぼれてもあんしんで、子ども部屋や、足元が暗くなりやすい寝室に置く場合にも適しています。ファンの音がうるさくないか気になる方は、静音に関する記載のある製品を選びましょう。水を沸騰させない分、タンク内部に雑菌が繁殖しやすいので、殺菌作用があるとされる次亜塩素酸がつかえて、除菌・脱臭ができる日立の「PURECRIE(ピュアクリエ)」がおすすめです。
■「気化式加湿器」はこちら>>

超音波式

水に超音波の振動を与えて、細かい粒子を霧状に噴出する超音波式。気化式よりも加湿能力が高いので、リビングやダイニングといった広い場所や、暖房を利用する乾燥しやすい部屋で使用したい方におすすめです。気化式と同じくヒーターをつかわないため稼働してすぐに加湿がはじまりますし、本体の価格も比較的リーズナブルで、デザインもタワー型などのおしゃれなものが多いですよ。気化式に比べると電気代が少し高くなりますが、加熱式よりは消費電力が低くて安くなります。ただしこちらも気化式と同じく水を沸騰させず、フィルターもつかわないので、タンク内部の雑菌の繁殖が気になる方は次亜塩素酸対応のものや、除菌に関する記載のあるものを選び、タンクもこまめに洗浄しましょう。
■「超音波式加湿器」はこちら>>

スチーム式

スチーム式は内蔵されたヒーターで水を加熱して、冷ました水蒸気を噴出するタイプの加湿器です。こちらも超音波式と同じく加湿能力が高く、広範囲を短時間で加湿できるため、リビングやダイニング、暖房をつかう部屋に置く場合に適しています。水を沸騰させる分、ほかのタイプに比べると電気代は高くなる傾向にありますが、タンク内部の雑菌の繁殖を防ぎやすいので、衛生的に保ちたい方におすすめです。ただし本体や蒸気が出る吹き出し口が熱くなるため、火傷をしないように気をつけてつかいましょう。熱いお湯が入っているので誤って倒すと危ないですが、三菱電機の「パーソナル保湿機」は、転倒防止機能としてマグネットプラグ付電源ケーブルになっており、湯漏れ防止機能として転倒時湯漏れ防止キャップもついていて安全です。
■「スチーム式加湿器」はこちら>>

ハイブリッド式

ハイブリッド式には、気化式とヒーターを組み合わせているタイプと、超音波式とヒーターを組み合わせているタイプの2種類あります。気化式と組み合わせてあるものはファンで常温の風ではなく温風を送ることができるので、より効率よく部屋を加湿できますし、スチーム式ほど本体が熱くなりません。超音波式と組み合わせてあるものはお湯を霧状の細かい粒子にして噴出することが可能で、超音波式よりも短時間で加湿できて、雑菌の繁殖を防ぎやすいです。本体価格はやや高めで、ヒーターをつかうため電気代も高くなる傾向にありますが、ほかのタイプのよいところを兼ね備えています。静音運転や省エネモード付きのコロナ製の「ハイブリッド式加湿器」のようにさまざまな機能も充実しているものが多いので、手早く加湿したい方や機能性を重視したい方にはおすすめです。
■「ハイブリッド式加湿器」はこちら>>

まとめ

【タイプ別】おすすめ加湿器特集!特徴や選び方も解説_まとめ

自分に合う加湿器を取り入れて、空気も肌も潤すことで乾燥する季節を健康的に乗り越えましょう!dショッピングではdポイントが利用できて、たとえば5,000円の加湿器も500ポイントつかうと1割引になってお得に購入できるので、ぜひ活用してくださいね。ほかの加湿器も気になる方は、詳しくは以下のページをご確認ください。
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