野菜の鮮度長持ち！節約、健康のための保存テクニック＆保存容器の活用術

2024.10.08

お買い物

野菜の鮮度を保つ重要性

新鮮な野菜には栄養が豊富に含まれており、美味しさも格別。しかし、保存方法を間違えると野菜は鮮度を失い、栄養価が低下してしまいます。

ここでは野菜を新鮮に保つためのテクニックと、保存容器について解説。

適切な保存方法を知ることは食品ロス削減につながり、食費を抑えることにもつながりますよ！

レタスなどの葉物野菜は水分が多く傷みやすいので要注意。まず葉物野菜は乾燥を防ぐために、キッチンペーパーで包んでからビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保管しましょう。キッチンペーパーが余分な水分を吸収し、葉のしおれを防ぎます。野菜サラダでも鮮度を実感できるでしょう。

ジャガイモなどの根菜類は比較的長持ちしますが、適切な保存が重要。湿度が高いと腐りやすくなるため、新聞紙で包んで湿気を逃がし、涼しく暗い場所に保管するのがベストです。冷蔵庫で保存する場合は、野菜室で、袋に穴を開けて通気性をよくしておきましょう。

3週間程度、冷凍保存することも可能です。解凍せず凍ったまま調理できるため、カットしておくとよいでしょう。冷凍すると野菜の細胞が破壊され、解凍の際に水分が抜けます。野菜スープなど煮込み料理では味がしみこみやすくなり便利です。

トマト、ナス、ピーマン、きゅうりなどの果菜類は、野菜ごとに最適な方法が異なりますが、夏野菜は低温に弱い傾向にあります。熟している場合を除き、冷蔵庫に入れず、風通しのよい日陰で保存が基本です。冷やしすぎると鮮度が落ちてしまいます。

ただし、気温が高くなる夏は冷蔵庫の野菜室での保存がおすすめです。冷気や乾燥の影響を避けるため、ビニール袋やラップに包んで保存するとよいでしょう。

カットした使いかけ野菜はラップに包み、冷蔵庫に入れます。

野菜を新鮮に保つためには、適切な保存容器を選ぶことが重要です。容器の材質や形状によって、野菜の鮮度を保つ効果が異なります。

ここでは、一般的な保存容器の種類とその選び方について紹介します。

プラスチック容器は軽くて扱いやすく、多くの家庭で使用されています。プラスチックはさまざまな容器に使われていますが、安全面を考慮して食品用の容器を使いましょう。

清掃が簡単で、積み重ねが可能なデザインのものを選ぶと、冷蔵庫内でのスペースを有効に活用できます。

ガラス容器は清潔感があり、ニオイや色が移りにくいという特徴があります。重量はありますが見た目も美しく、冷蔵庫内での保存食品の確認が容易です。

ガラスは温度変化に弱いため、熱湯を避けるなど急激な温度変化には注意が必要です。

真空保存容器は、容器内の空気を抜いて野菜を真空状態で保存することができます。これにより、酸化を防ぎ、野菜の鮮度を長持ちさせることが可能です。

野菜のほか、作り置きおかず、汁気の多いものの保存にも適しています。

適切な保存容器を使うことで、野菜の鮮度を長く保つことができます。ここでは、野菜の種類に応じた容器の活用法と、保存容器の正しい使い方について解説します。

葉物野菜	湿度を保ちつつ通気性を確保することが重要です。水洗いして水分を切った後、キッチンペーパーで包みビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。ビニール袋に穴をあければ、通気性もよくなります。容器で保存する場合、フタに通気口があるものや、水分を切るザル付きのものを選びましょう。
根菜類	根菜類は冷暗所での保存が最適です。乾燥を防ぎつつ、通気性を保つ必要があります。通気性のよいメッシュタイプの袋やカゴ、野菜ストッカーに入れることで、適切な環境を作ることができます。
果菜類	トマト、ナス、ピーマンなどの果菜類は常温保存が適しています。1個ずつキッチンペーパーで包み、袋に入れて冷暗所で保存しましょう。完熟したら、冷蔵庫の野菜室にうつします。

容器の選定	保存する野菜の量や種類に応じて、適切なサイズと材質の容器を選びます。密閉性が高いものを選ぶと、鮮度が長持ちします。
容器の清潔さ	保存容器は常に清潔に保つことが大切です。使用前には必ず洗浄し、乾燥させてから野菜を入れましょう。
野菜の下処理	野菜を容器に入れる前に、汚れを落とし、必要に応じて水気を取ります。ただし、洗った後はしっかりと水分を切り、湿った状態で保存しないように注意が必要です。
空気の排出	特に真空保存容器を使用する際は、容器内の空気をしっかりと抜くことで、野菜の酸化を防ぎます。
保存場所の選定	保存容器を冷蔵庫に入れる際は、野菜の種類に応じて最適な場所に置くことが重要です。例えば、葉物野菜は野菜室が適しています。