おうちで世界の料理を作ろう!外国の有名な食べ物・レシピをご紹介
みなさん、世界の料理をどのくらい知っていますか?環境や文化に違いがあるように、その国特有の食材や調理方法によってさまざまな料理が存在します。今回は、世界の料理の特徴やそのレシピなどを詳しく解説します。世界の料理に興味がある方はぜひ読んでくださいね。
<目次>
フランス料理
中華料理
トルコ料理
イタリア料理
スペイン料理
ドイツ料理
韓国料理
自宅でも作れる!中華料理と韓国料理をご紹介
まとめ
フランス料理
ラタトゥイユ
ラタトゥイユはトマトや玉ねぎ、ナス、ズッキーニ、パプリカなどの食材をお鍋で炒めてコトコト煮込む料理で、時間をかけて煮込むことで、野菜の甘みや旨味が凝縮されます。
キッシュ
キッシュはフランスのロレーヌ地方の郷土料理で、卵や生クリーム、チーズ、ベーコン、野菜などを混ぜ合わせた卵液を作り、それをパイ生地やタルト生地の中に流し入れてオーブンで焼いたものをいいます。
外側の生地の味は塩気があり、食感はサクッとしていて、フランスではホームパーティーで出されることの多い料理です。
中華料理
回鍋肉(ホイコーロー)
アクセントとしてコクのある甜麺醤やピリッとする辛さが特徴の豆板醤などの香辛料をつかっており、食べごたえがあります。
油淋鶏(ユーリンチー)
油淋鶏は揚げた鶏肉に刻んだ長ねぎと醤油やごま油、酢、生姜などをベースとする甘酸っぱいタレをかけた中華料理です。
外はカリカリ、中はふっくらジューシーに揚げた鶏もも肉は、メインおかずとしてはもちろん、おもてなし料理にも最適で、一度食べるとやみつきになってしまう味です。
トルコ料理
ケバブ
ケバブは焼肉という意味で、四角くカットした肉を串に刺して焼いた料理です。
ケバブの作り方は、塊肉をパイナップルや玉ねぎ、にんにく、たくさんの香辛料に漬け込んでじっくりと焼きあげます。
漬け込むタレにヨーグルトやパイナップルが入っているため肉はジューシーになり、チリパウダーやオレガノ、クミンなどさまざまな香辛料が入っているためコクのある味わいになります。
キョフテ
キョフテはトルコのレストランや家庭でも人気の肉料理で、スパイスが効いていながらも肉の旨味がしっかりと感じられる、こぶし程度の大きさのミートボールです。クセがないため子どもから大人までの幅広い世代で食べられています。
キョフテは200種類以上あり、調理法も焼いたり煮込んだりと具材もさまざまで、トマト煮込みにしたりパンに挟んで食べたりします。
イタリア料理
カルパッチョ
日本では白身魚を中心とした魚介類のお刺身で提供されることが多いですが、本来は生の牛ヒレ肉を薄切りにした肉料理です。
アマトリチャーナ
アマトリチャーナはトマトソースを使用したイタリアを代表するパスタ料理で、レシピには多くのバリエーションがあります。ベースとしてはよく煮込んだトマトソースとパンチェッタの旨味がパスタと絡みあって美味しいパスタです。
アマトリチャーナという名前の由来は、トマトソース発祥の地とされる地名であるアマトリチャーナにちなんでいます。
スペイン料理
パエリア
米や魚介類、野菜などを炒めてから炊き上げて作るパエリアは、あさりやエビなどの旨みが詰まった料理です。
ガスパチョ
ガスパチョは暑いアンダルシア地方が発祥の冷製スープです。
トマト、玉ねぎ、きゅうり、ピーマン、にんにく、硬くなったパンなどを少量の水と一緒にミキサーにかけて、オリーブオイルとレモン汁、ワインビネガーなどで仕上げます。
暑い季節は食欲が湧きにくいこともありますが、そんなときはさっぱりとしたガスパチョがおすすめです。
ドイツ料理
ジャーマンポテト
ボリューム感がありお腹も満たされるためドイツでは、夕食や給食でも提供されるそうです。
ホクホクのジャガイモとジューシーなウインナーとの相性は抜群で、日本でもなじみがありますよね。
フライパンで炒めるだけで簡単に作れるのでおすすめです。
ザワークラウト
ドイツの定番料理であるザワークラウトは簡単にいうと、キャベツを千切りして酢漬けしたものです。酢漬けといっても酢を使用しているのではなく、キャベツを乳酸発酵させて作っています。
ザワークラウトは酸味のあるさっぱりとした味わいが特徴で、肉料理などこってりした料理との相性がよいです。
韓国料理
ヤンニョムチキン
ヤンニョムとは、薬味や香辛料などを混ぜ合わせた韓国の合わせ調味料のことをさします。お店や家庭によってもヤンニョムの配合は異なり、このヤンニョムの良し悪しによって美味しいかどうかが決まるほど韓国では重要な調味料なのです。
パジョン(チヂミ)
パジョンの「パ」はねぎ、「ジョン」は焼くという意味で、パジョンはねぎが主体となっているお好み焼きのような料理です。
パジョンのバリエーションはさまざまあり、エビや貝をつかった海鮮パジョンやキムチを入れた赤いパジョン、小麦粉の代わりにジャガイモを入れたパジョンもあります。
ねぎの向きをそろえて平べったく焼くのが特徴です。
自宅でも作れる!中華料理と韓国料理をご紹介
手間なく本格!麻婆豆腐のレシピ
<材料:2人分>
木綿豆腐 :1/2丁
合いびき肉 :80g
おろしにんにく:小さじ1/2
おろししょうが:小さじ1/2
刻み唐辛子 :1/2本
ごま油 :大さじ1
刻みねぎ :適宜
▼A
鶏がらだし:小さじ1/2
片栗粉 :小さじ1/2
甜麺醤 :小さじ1
酒 :小さじ1
砂糖 :小さじ1
醤油 :小さじ1/2
①耐熱容器にキッチンペーパーを敷いて木綿豆腐を入れ、ラップをかけずに600Wのレンジで1分半加熱する。取り出して木綿豆腐を角切りにする。
②フライパンにごま油を入れて熱し、おろしにんにく、おろししょうが、刻み唐辛子、合いびき肉を入れ、火が通るまで中火で炒める。さらに①を加えて炒める。
③②にAを加え全体になじむまで炒める。
④器に盛り付けて刻みねぎを散りばめる
【栄養について:2人分】
エネルギー:465kcal
たんぱく質:25.2g
脂質:36.8g
糖質:9.1g
【レシピのポイント】
麻婆豆腐は中華料理の一つであり、ひき肉と赤唐辛子、花椒、豆板醤などを炒めて鶏がらスープを入れ、豆腐を煮た料理です。
本場の麻婆豆腐は辛味が強くスパイシーですが、今回は家族みんなで食べられる辛味の少ないレシピを紹介しました。辛味が足りない方は唐辛子や花椒を入れて作ってみてくださいね。
あっさりした麻婆豆腐がお好みの方やカロリーを抑えたい方は、合いびき肉を鶏ひき肉に変更して作ることをおすすめします。鶏ひき肉をつかうことで簡単にカロリーダウンできます。
また、にんにくの臭いが気になる方は、おろしにんにくを抜いてもかまいません。おろしにんにくを抜いたことで味に物足りなさを感じる場合は、おろししょうがや花椒などの香辛料を追加して自分好みに調整してみてくださいね。
意外に簡単!プルコギのレシピ
次に韓国料理の中からプルコギのレシピを紹介します。韓国料理の中でもポピュラーな肉料理で、韓国語で「プル」は「火」、「コギ」は「肉」という意味を持っています。
<材料:2人分>
牛こま切れ肉 :150g
玉ねぎ :1/2個
赤パプリカ :1/4個
ニラ :1束
サラダ油 :大さじ1
▼A
おろしにんにく:小さじ1/2
コチュジャン :小さじ1/2
砂糖 :小さじ1
醤油 :小さじ1
①玉ねぎは薄切り、赤パプリカは半分の大きさに切って細切り、ニラは3cm幅に切る。
②フライパンにサラダ油を入れて熱し、①、牛こま切れ肉を加えしんなりするまで炒める。
③②に、Aを加えて全体に味がなじむまで炒める。
④器に盛り付ける。
【栄養について:2人分】
エネルギー:549kcal
たんぱく質:30.6g
脂質:40.6g
糖質:17g
【レシピのポイント】
日本で肉を焼く料理といえば焼肉が思い浮かびますが、プルコギは焼肉とすき焼きの間のような料理です。
日本でのプルコギは牛肉を使用することが多いですが、韓国では豚肉や鶏肉などさまざまなバリエーションがあります。
今回紹介したプルコギのレシピは、お子さまと一緒に食べられるように辛味を抑えています。痺れる辛味がほしい方はコチュジャンの量を増やしたり、国内産のコチュジャンではなく韓国産のコチュジャンをつかったりすることにより、本場の味に近い辛味のあるプルコギを再現できます。ご家族の好みに合わせて調節して作ってみてくださいね。
まとめ
また、ご紹介したレシピでつかっている食品は「dマーケット」でも取り扱っていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
監修者:合同会社HITOOMOI 浜崎保奈美(管理栄養士)
合同会社HITOOMOI所属。管理栄養士として栄養計算や記事の監修、栄養面を加味したレシピ・商品開発を担当している。体によいだけではなく、見ても楽しめるデザイン性に優れたお洒落な料理の提案を得意とする。