花垣武道は、壁の薄いボロアパートに住む何をやってもダメな26歳のフリーターですが、何者かに殺されかけたことをきっかけに「タイムリープ」能力に目覚めます。

逃げてばかりの人生で誰からも頼りにされることのなかった武道ですが、死の運命を背負わされた中学時代の彼女・橘日向を救うため、過去や現代で奮闘するうち周りからも頼られる人間に成長していきます。

橘日向は、橘直人の姉であり、武道とは中学時代に交際していました。かわいくて明るく優しい、そのうえ肝のすわった性格です。

物語は彼女の死からはじまり、これをくつがえそうと武道が奮闘することで進んでいきます。作品にとって、とても重要なキャラクターです。

橘日向の弟である橘直人。日向と同じく、物語のはじまりでは死亡していました。しかし、12年前にタイムリープした武道と出会ったことで救われ、武道とともに姉の日向を救おうと動きます。

常に冷静沈着な直人は武道のサポート的存在として、物語のなかでも重要な立ち位置のキャラクターです。

「東京卍會」の総長・佐野万次郎。「無敵のマイキー」と呼ばれる最強キャラで、その強さは天下一品といわれています。武道とはある喧嘩賭博で知り合い、彼の諦めない姿に感銘を受けたことでよい関係となりました。ケンカの強さだけではなく仲間思いな性格も魅力的なキャラクターです。

「東京卍會」の副総長・龍宮寺堅。万次郎とは小学生時代からの付き合いで、お互いに欠かすことのできない存在です。側頭部に入れ墨を入れるなど見た目は強面ですが情に厚く、万次郎たちにとっては良心的存在です。周りからは「ドラケン」と呼ばれていますが、万次郎だけはケンチンと呼んでいます。

「東京卍會」の壱番隊隊長・場地圭介。破天荒な性格ですが、東京卍會やそのメンバーのことを誰より大切に思う一面もあり、仲間想いで男気あふれるキャラクターです。

「東京卍會」の壱番隊副隊長・松野千冬。かつて暴走族に絡まれていたところを場地に助けてもらったことがあり、それ以来場地のことをとても尊敬しています。武道にとっても重要な仲間の1人です。

「東京卍會」弐番隊隊長・三ツ谷隆。面倒見がよく穏やかな性格ながら弐番隊隊長を務める実力の持ち主です。同時に学校では手芸部の部長です。その手芸の腕で武道の特攻服を仕立てたこともあります。武道たちにとっては頼れる兄貴分です。

「東京卍會」の参番隊隊長・林田春樹は頭は悪いがバリバリの武闘派です。強面な見た目とケンカっ早さ、腕っぷしの強さは誰もが認めるところで、周りからは「パーちん」と呼ばれています。

「東京卍會」の参番隊副隊長・林良平。パーちんが信頼を寄せている彼の右腕的存在です。

周りからは「ぺーやん」と呼ばれています。

「東京卍會」の肆番隊隊長・河田ナホヤ。「スマイリー」の愛称どおり、いつも笑みを浮かべており、キレるときも笑顔で青筋を立てています。

「東京卍會」の伍番隊隊長・武藤泰宏。東京卍會の体調陣で一番の高身長。周りからは「ムーチョ」と呼ばれています。ケンカをするときパワフルに敵を投げるスタイル。

「東京卍會」創設メンバーの1人でありながら万次郎に対し恨みを持つ羽宮一虎。現在は、芭流覇羅のNo.3。東京卍會設立のきっかけの人物でもあり、物語においても重要なキャラクターです。

東京卍會と敵対する暴走族「愛美愛主（メビウス）」の総長代理・半間修二。武道とは徹底的に敵対するキャラクターで、「歌舞伎町の死神」と呼ばれ周囲からも恐れられています。

左手と右手にそれぞれ入れている「罪」と「罰」という刺青が特徴で「ダリィ」が口癖です。

現代の「東京卍會」で総長代理として、実質的な支配をし、犯罪組織に貶めた元凶。