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【ゴルフ初心者向け】服装マナーや押さえておくべき7つのマナーを解説!

ゴルフ場


最近は、若者のなかでもゴルフを楽しむ人が増えています。ゴルフは、もともと貴族たちの社交場として発展してきたといわれています。 今でもそのときの名残が残っているゴルフ場が多く、マナーや周囲への配慮はゴルフをする人なら誰しもが守るべきものです。 特に、ゴルフには審判がいないため、自分自身で考えながら行動しなくてはいけません。
そこで、今回の記事では、ゴルフにおけるマナーについて解説します。ゴルフ初心者が押さえておくべきマナーがわかる内容になっているので、参考にしてみてください。マナーを守りながら、ゴルフを楽しみましょう。
※記事の内容は記事公開時点のものです。

ゴルフ場での服装マナー

ゴルフをする女性

ゴルフ場にはドレスコードがあり、反する服装をしていると入場を拒否される可能性があります。 ドレスコードは、各ゴルフ場によって異なるので、はじめて行くときには事前にホームページで確認しましょう。また、プレー中だけではなく、行き帰りの服装にもドレスコードがあることが多いので注意してください。
この章では、男女別にゴルフ場での服装マナーを解説します。一般的な服装のマナーを紹介するので、ゴルフに行く人は参考にしてください。

男性の服装マナー

男性の場合、ゴルフ場への行き帰りはジャケットもしくはブレザーを着用するのがマナーです。夏の時期には、ジャケット・ブレザーの着用は必須ではありませんが、腕にかけて入場することを推奨するゴルフ場もあります。ボトムスには綿のパンツやチノパン、スラックスを、靴はゴルフ場によっては革靴を指定されるケースがあります。
プレー中のトップスは、襟つきのポロシャツやタートルネックが基本で、裾はボトムスにしまうようにしてください。 ボトムスは、綿のパンツやチノパンなどストレッチ性があるゴルフ用のパンツがおすすめです。ゴルフ場によっては、夏場は半ズボンや短パンでもよいため、丈が短すぎない膝上のものを選びましょう。シューズは、ソフトスパイクやスパイクレスなどゴルフ専用のものを必ず着用してください。グリーンを保護するため、メタルスパイクの着用は避けましょう。


女性の服装マナー

女性の場合も、入退場の際にはジャケットの着用がおすすめです。女性に対してジャケットを義務づけていないゴルフ場は多いですが、男性の横に並んでも違和感がでないようジャケットを着用するか腕にかけておきましょう。トップスはブラウスかポロシャツで清潔感があるもの、ボトムスはひざ丈のスカートもしくはロングパンツがおすすめです。シューズは、パンプスや低めのヒールを着用します。
プレー中は、基本的に男性と同じくポロシャツもしくはタートルネックを着用します。 ボトムスにはキュロットやロングパンツ、短すぎないスカートがおすすめです。ワンピースでもよいですが、肌の露出が少ないものを選びましょう。シューズは、男性と同じくゴルフ用のものを着用してください。


ゴルフの服装マナーにおけるNG

ゴルフ場への入退場やプレー中は、ラフな格好はNGです。 たとえば、以下のような服装はマナー違反になるので注意してください。

  • ジーパン
  • ホットパンツ
  • スニーカー
  • パーカー
  • ジャージ
  • スウェット

ゴルフ場では、露出の多い服装はマナー違反です。ゴルフ場によっては、ドレスコードが厳しくひざ丈以外のパンツや細身のボトムスがNGとなっているケースがあるので、はじめて行くときには事前に必ずホームページで確認してください。また、メタルスパイクシューズは、以前ゴルフ場で着用されていましたが、芝を傷つけてしまうため現在は使用されていません。ひさびさにゴルフをするという人は、ゴルフ用シューズを用意しましょう。

【ゴルフ初心者向け】ラウンド中の押さえておくべき7つのマナー

ゴルフ場

自分だけではなくまわりの人たちも気持ちよくプレーができるように、マナーを守ってゴルフを楽しむことが大切です。 そこで、この章では、ラウンド中の押さえておくべきマナーを解説します。最低限覚えておくべきマナーを紹介するので、初心者の人は理解したうえでラウンドを楽しみましょう。

他の人が打つときは邪魔をしない

ショットを打つときは心を落ちつかせて集中しているため、ほかの人のプレーを邪魔をしないよう気をつけましょう。 まわりで物音を立てたり、おしゃべりをしたりしないように注意してください。大声で話していると、コースから注意を受ける可能性があります。また、打つ人からなるべく離れるか、視界に入らないように背中側に立つのがベストです。ほかの人が視界に入ると気が散ってしまい、ショットに集中できなくなります。
また、ラウンド中は、携帯電話がならないようにマナーモードにするか電源を切っておきましょう。もし着信があったときは、緊急の要件でない限りは、一旦電話を切って後ほどかけなおすようにしてください。

前に人がいる時は打たない

打つときには、まわりの安全確認を必ず行いましょう。 前に人がいるときは、打たないようにしてください。 もし前に人がいるときは、声をかけて移動してもらいましょう。逆に、同伴者が打つときには前に立たないよう、自分自身も注意が必要です。自分が打ち終わったあとに、ボールを探しに行ってしまう人がいますが、同伴者全員が打ち終わるまで待ちましょう。
同じホールで別の組がプレーをしているときも、すぐには打たないように注意してください。前の組が打っても届かない距離に行くまでは、打つのを待ちましょう。距離が離れていても、飛んできたボールの音が聞こえると、打ち込まれたと勘違いされてしまうケースがあるので注意が必要です。

ゆっくりとプレーしない

ゴルフ場では、ほかのグループもラウンドしているので、ゆっくりとプレーしないよう注意してください。 ラウンドでは1本の道を順番にまわっていくため、ゆっくりプレーをしていると、渋滞が発生する原因になり後ろのグループに迷惑がかかります。特にゴルフ初心者の場合、スイングが定まっておらず1打に時間がかかる可能性があるので、過度に急がなくてもよいですが、移動時は早足で歩いたり何度も素振りをしないように気をつけましょう。
また、打つときには使用する可能性があるゴルフクラブを2~3本持って行くと、スムーズに打順をまわせます。プレーが遅くなると、同伴者にも迷惑をかけることになるので、スムーズにできるよう対策をとりましょう。

予備のボールを用意しておく

ゴルフ初心者の人は特に、予備のボールを2~3個程度、ポケットに用意しておきましょう。 OBや池ポチャなどのミスをしてしまい、ボールを失くしてしまうことがよくあります。ボールがなくなると、ゴルフカートに取りに戻る手間と時間がかかってしまい、同伴者や周囲の人に迷惑をかけてしまう可能性があります。もしポケットが小さくボールが入らない場合は、ボールケースを活用してみてください。
また、カートバッグのすぐ取り出しやすいところにも、予備のボールを入れておくことをおすすめします。少しでもプレー時間を短くするための工夫として、意識してみましょう。

グリーン上は走らない

基本的に、ゴルフをするときはスロープレーにならないよう急いで移動するものですが、グリーンの上は走らないようにしてください。 ゴルフ専用のシューズの裏面には滑り止めのために凹凸がついているので、走るとグリーンを傷つけてしまう可能性があります。グリーンは繊細で整備に時間や手間がかかるため、傷つけないよう注意しながら移動しましょう。
難しいパットが決まったときに喜んでジャンプをしたり、足を引きずって歩いたりするのも芝を傷つける原因になるので決してしないでください。グリーンに傷がつくと、ほかの人のプレーにも影響が出ます。また、グリーンの上にはパタークラブ以外は置かないことも、マナーのひとつとして頭に入れておきましょう。

バンカーショット後は砂をならしてから出る

バンカーショットを打ったあとは、レーキで砂をならしてから出るようにしましょう。 レーキとは、砂場をならすための道具です。ショットの跡や足跡がついてバンカーがぐちゃぐちゃになると、次に打つ人に迷惑がかかります。もしレーキが置いていないゴルフ場の場合は、足で砂をならすようにしてください。
また、バンカーへ入るときは、低い位置から入るのがゴルフのマナーのひとつです。次に打つ人のことを考え、なるべくバンカーを荒らさないように意識しましょう。

ボールを予期せぬ方向に飛ばしてしまったら「フォアー」と声がけする

打ったボールが、予期せぬ方向に飛んでしまったら「フォアー」と声がけして、周囲へ危険を知らせましょう。 ゴルフボールの時速は200kmともいわれており人にあたると危険なので、物陰に隠れたりしゃがんだりできるよう、少しでも危ないと感じたら同伴者も含めて「フォアー」と叫んでください。
逆に、「フォアー」と聞こえたら、頭を手でおおいながらしゃがむか、物陰に隠れて安全を確保しましょう。周囲への安全を配慮しながらプレーするのも、ゴルフのマナーのひとつです。

【ゴルフ脱初心者】ラウンド中の押さえておくべき4つのマナー

初心者を脱するために覚えておくべきマナーが、4つあります。

  • パットラインを踏まない
  • ディボット跡やボールマークを直す
  • 近くにいるときはピンフラッグを持つ
  • ホールアウト時はクラブをしまう前に移動する

この章では、ラウンド中の押さえておくべきマナーについて解説します。向上心をさらに高めるために、しっかりとマナーを頭にいれておきましょう。

他人のパットラインを踏まない

ラウンド中は、ほかの人のパットラインを踏まないように注意が必要です。 パットラインとは、ボールからカップに入るまでの軌道をさします。パッティングは、芝にわずかなくぼみや段差があると、影響を受けてまっすぐ転がりにくくなります。パットラインを踏むと跡がついてしまい、パッティングに影響を与えてしまうので注意しましょう。パットラインを踏む行為は、ラウンド中のプレーのなかでも、特に嫌がられるので十分に気をつけてください。

ディボット跡やボールマークを見つけたら直す

ラウンド中にディボット跡やボールマークを見つけたら、直すのがマナーです。 ディボット跡とはショットで芝がえぐれている状態のことで、ボールマークとはグリーンにボールが落下してできるクレーターをさします。ディボット跡やボールマークをつけてしまったときや見つけた場合は、グリーンフォークで直しましょう。

ゴルフボール

グリーンフォークはゴルフ場で用意されていることが多いので、スコアカードと一緒にもらうか、カートに置いてある予備もしくはキャディさんから借りられます。ゴルフをよくするならば、自分用としてグリーンフォークをひとつ持っておくことをおすすめします。

カップに近いときはピンフラッグを持つ

カップに近いときは、ピンフラッグを持つと同伴者に喜ばれるでしょう。 現在は、プレーを優先させるためにルールが改訂され、ピンを抜かなくてもよくなりました。プロの試合の際にはピンを抜きますが、それ以外の場合は必須ではありません。ただし、同伴者がピンを抜いていた場合は、サポートをするようにしてください。特に、目上の人とゴルフに行く際には、ピンを持つと気遣いができる人として喜ばれるでしょう。

ホールアウトするときはクラブをしまう前に次のホールに進む

ホールアウトをするときは、クラブをしまう前に次のホールへ進むようにしてください。 その場でクラブをしまっていると、後続組の邪魔になったり同伴者を待たせたりします。そのほかにも、その場でスコアを入力したり次の準備を行ったりするのも、周囲へ迷惑をかける可能性があるので、ホールを移動してからにしましょう。
ラウンド中はプレーファーストを心がけて、周囲の人へ迷惑をかけないことが大切です。特にゴルフ初心者の場合は、慣れていないことが多いため、プレーファーストを意識するようにしましょう。

マナーをきちんと理解してゴルフを楽しくプレイしよう!

ゴルフ場

ゴルフはもともと貴族たちの社交場として発展してきたスポーツで、そのときの名残で守るべきマナーがいくつかあります。ゴルフ場へ入るときの服装にもドレスコードがあり、一般的に男性はジャケットもしくはブレザーの着用が義務づけられ、女性は隣に並んでも違和感が出ないように腕にかけておく必要があります。プレー中はラフな服装をせず、ポロシャツやタートルネックを着用し、女性は肌の露出が多くならないよう注意してください。
ゴルフ中は、周囲へ迷惑がかからないようにするため、ゆっくりとプレーすることを避け、ほかの人が打つときには邪魔をしないよう気をつけることが大切です。 特に初心者の場合は、プレーファーストを心がけ、周囲に配慮しながらプレーを楽しみましょう。

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