果物狩りの年間スケジュール!時期ごとの旬な果物や持っていくと便利なアイテムを紹介
果物狩りでは、さまざまなフルーツを好きなだけ楽しめます。
どこかのタイミングで果物狩りに行こうと計画している人のなかには、どの時期にどのようなフルーツが楽しめるのか知りたい人もいるのではないでしょうか。
今回の記事では、果物狩りの年間スケジュールやおすすめの服装について解説します。持っていくと便利なアイテムもわかる内容になっているので、果物狩りを計画している人は、ぜひ参考にしてみてください。
※記事の内容は記事公開時点のものです。
果物狩り年間スケジュール早見表
いちごやさくらんぼ、ブルーベリーなどの果物狩りの年間スケジュールを、以下の一覧にまとめました。果物狩りに行こうと計画している人は、参考にしてみてください。ただし、
品種や天候、地域によって前後するので、実際に果物狩りに行くときには、ホームページで確認することをおすすめします。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
いちご | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |||||
さくらんぼ | ● | ● | ● | |||||||||
ブルーベリー | ● | ● | ● | |||||||||
メロン | ● | ● | ● | |||||||||
ぶどう・マスカット | ● | ● | ● | ● | ● | |||||||
桃 | ● | ● | ● | ● | ||||||||
梨 | ● | ● | ● | ● | ● | |||||||
りんご | ● | ● | ● | ● | ● | |||||||
みかん | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||||||
スイカ | ● | ● | ||||||||||
柿 | ● | ● | ● | |||||||||
キウイ | ● | ● | ● | ● |
いちご狩りは、12月中旬ごろ〜6月上旬ごろがシーズンですが、品種によって時期が異なります。紅ほっぺとよつぼしはシーズンいっぱい楽しめますが、あきひめは2月~4月ごろ、さちのかは1月~2月ごろまでになります。品種によりますが、甘くておいしいいちごが食べたい人は、1~3月ごろがおすすめです。
さくらんぼは5月下旬〜7月上旬ごろ、ブルーベリーとメロンは6月上旬~8月下旬ごろがシーズンです。ぶどう・マスカットは6月上旬~10月下旬ごろがシーズンですが、品種によって収穫できる時期が異なります。巨峰は8月上旬~9月下旬ごろ、デラウェアが7月下旬~8月中旬ごろ、シャインマスカットは8月下旬~9月下旬ごろが収穫時期です。ハウス栽培されている場合は、もう少し早い時期から収穫できるケースがあります。
桃は6月下旬~9月下旬ごろ、梨は7月下旬~11月中旬ごろがシーズンです。梨も品種によって収穫時期が異なり、幸水は8月~9月ごろ、豊水は8月~10月ごろ、二十世紀は8月~10月ごろがピークです。りんごは8月上旬~12月下旬ごろ、みかんは9月中旬~2月上旬ごろまでと長い間楽しめます。夏の果物であるスイカは7月上旬~8月下旬まで、柿は10月上旬~12月下旬ごろ、キウイは10月上旬~1月下旬ごろがシーズンです。
シーズンごとの旬な果物
せっかく果物狩りに行くなら、旬のものを食べたいものです。
そこでこの章では、シーズンごとに旬の果物を紹介します。おいしいものを選ぶポイントもあわせて紹介するので、果物狩りに行ったときの参考にしてみてください。
春(3~5月)の旬な果物
春は、いちごやメロン、さくらんぼの果物狩りが楽しめます。
おいしいメロンの見わけ方は、全体的の形のバランスがよく、おしりが飛び出していないものを選んでください。また、見た目よりもずっしりと重いメロンは、果肉がつまっているしるしです。網のあるメロンは、網目が緻密で盛り上がっているものを、網がない場合は斑点やスジが入っていないものを選ぶのがおすすめです。
さくらんぼは、よく日光があたる場所にできているものの方が熟して実が甘い傾向があります。また、甘味があり栄養がつまっているので、色が濃くて大きいさくらんぼを選びましょう。
夏(6~8月)の旬な果物
6~8月に果物狩りができる旬の果物は以下のとおりです。
- さくらんぼ
- 桃
- メロン
- ぶどう
特に桃は、もぎたてしたばかりだとジュースのように果汁がしたたり、店頭で買うよりおいしくいただけます。
おいしい桃を食べたいときは、日のあたりやすい高い位置になっている果実がおすすめです。桃狩りの場合、脚立が用意されていることが多いので、ぜひ活用しておいしい桃を食べてみてください。もぎたての桃は皮の渋みが少ないので、丸ごと食べるのがおすすめです。
ぶどうは、明るくて風通しのよい場所になっているものを選びましょう。実の色が濃く、こぶりのぶどうの方が糖度が高くおすすめです。
秋(9~11月)の旬な果物
秋が旬な果物は、りんごやぶどう、柿、梨などです。
りんごは、多少傷がついている方が修復しようとして栄養を吸収しているため、甘くなる傾向があります。
柿は、全体的に色が濃く、形は平べったいものではなくなるべく丸く整っている果実を選ぶのがおすすめです。柿の皮に白い粉がついていることがありますが、完熟するとよく見られる現象なので、粉がついている方がよいものもあります。また、へたの近くの皮に黄緑色が残っている場合はまだ完熟していない状態なので、全体的にオレンジ色になっているものを選びましょう。梨は、皮の色が濃く、表面にある果点が適度にぼやけたものがおすすめです。
冬(12~2月)の旬な果物
冬に旬をむかえる果物は、ほかの季節よりも少なくなりますが、いちごとみかんが楽しめます。
おいしいいちごを食べたいときは、以下の特徴にあてはまるものを探してみましょう。
- 粒がはっきりしている
- へたがそり返っている
- へたの近くまで色がつき、ツヤがある
みかんは、日光がよくあたる外側についているものから選ぶのがおすすめです。皮の色が濃く、ツヤがあるみかんが、甘くておいしいものを見わけるポイントです。
果物狩りを予約する前に確認すべき3つのポイント
果物狩りを予約するときには、事前に確認すべきポイントがあります。
- 予約が必要かどうか
- 料金プランの内容
- 雨が降ったときの対応
具体的にどのようなことを確認すべきなのか解説するので、予約の前に漏れのないようにチェックしましょう。
予約が必要かどうか?
農園・果樹園によっては、当日の飛び込み参加が可能で事前予約がいらないケースがあります。
予約の必要性はホームページから確認できるので、事前にチェックしましょう。
予約が必要な場合、人気の農園・果樹園だとすぐに枠が埋まってしまう可能性があるので、予定が決まったら早めに連絡することをおすすめします。平日や営業開始してすぐの早い時間帯が、比較的空いていることが多いです。空いている時間に行けば、ゆっくり果物狩りができて食べごろの果実が見つけやすくなるのでおすすめです。
また、果物の発育状況によって開園されない日があるので、飛び込み参加を予定している場合は、行く前に営業しているかどうか確認することをおすすめします。
料金プランでどこまで含まれているか?
農園・果樹園によって、料金プラン・条件が異なります。
食べ放題の料金とは別に入園料が必要になる農園・果樹園があるので、事前に確認しておきましょう。そのほかにも、食べ残しをしたときに追加料金がかかるケースがあります。また、持ち帰りを検討している人は、いくらかかるのか確認しておくとよいでしょう。
農園・果樹園ごとに食べ放題の条件が異なり、時間制限や個数制限が設定されていることがあります。収穫した果物は持ち帰り、食べ放題は別に用意されたものを食べるところもあるので、料金とあわせて条件を確認し、比較しながらどこへ行くか検討してみてください。
雨天時はどうなるのか?
ハウス栽培の場合は天気関係なく楽しめますが、屋外の場合は雨天時にどうなるのかホームページで確認しておきましょう。
雨が降っても通常どおり営業する農園・果樹園が多いですが、足場が悪くなるので注意が必要です。また、果物によっては上を向きながら収穫するものがあるので、雨が降ると作業しにくくなる可能性があります。
雨が降るときは、汚れても問題ないような服や靴で行くことをおすすめします。果物狩りに行くときにおすすめの服装を、次の章で紹介するので参考にしてみてください。
果物狩りのオススメの服装
果物狩りにオススメの服装は、動きやすくて汚れてもよい服装です。
果物によってはしゃがんだり台に乗ったりすることが多いので、動きやすい服装を選びましょう。また、果物は果汁をたっぷり含んでいて服につくと落ちにくいため、汚れても問題ない服装がおすすめです。特に小さいお子さんは、汚れた手を服でふいてしまう可能性があるので、果汁がついてもよい服を選びましょう。
服装は、日焼けや虫刺されを避けるために長袖がおすすめです。ハウスのなかは春や秋でも暖かくなるので、着脱しやすい服装だと温度調節ができて便利です。また、広い農園・果樹園に行く場合は、歩きやすい靴を履いていきましょう。雨が降るときは、足元が悪くなるので汚れてもよい靴もしくは長靴で行くことをおすすめします。日差しが強いときは帽子を被ったり、汚れたときのために着替えを持参したりと、必要に応じて各自用意していくとよいでしょう。
農園・果樹園によっては、持ち物に制限があります。たとえばかばんの大きさに制限があるケースがあるので、事前にホームページでチェックしていくことをおすすめします。
果物狩りに持っていくと便利な6つのアイテム
果物狩りのときに、虫除けスプレーや日焼け止め、タオルなどを持っていくと便利です。
この章では、果物狩りに持っていくと便利なアイテムを紹介します。果物狩りに行くときには、必要に応じて各自用意していきましょう。
虫除けスプレー
農園・果樹園には、虫が多いところがあります。
特に夏場は虫が多い季節なので、果物狩りに集中できるように虫除けスプレーを持っていくことをおすすめします。
虫除けスプレーをつかうときは、周りの人や果物にかからないように注意が必要です。特にハウス内では、虫除けスプレーをつかわないようにしてください。スプレーとあわせて貼りつけるタイプの虫除けや、腰にぶら下げるものをつかうと、より効果があがるのでおすすめです。
日焼け止め
紫外線対策として、日焼け止めを持っていくと便利です。
特に夏場は日差しが強いので、日焼け止めを塗って紫外線対策をしましょう。
小さいお子さんでも使用できる肌にやさしい日焼け止めがあると、だれでもつかえて便利です。日差しが気になる人は、日焼け止めとあわせて長袖を着たり帽子を被ったりして、しっかりと紫外線対策をすることをおすすめします。
タオル
果物狩りのときは、タオルを人数分持っていくのがおすすめです。
タオルがあると、手や汗を拭いたり日差しをさえぎったりするのに役立ちます。
寒いときには、タオルをかけて防寒対策としてもつかえます。農園や果樹園では、手洗い場に手を拭くものがないことが多いので、最低限ハンカチは持っていくようにしてください。
クーラーボックス
果物を持ち帰るときに、クーラーボックスがあると便利です。
一緒に氷や保冷剤を入れておくと、果物を冷やせるのでおすすめです。クーラーボックスがあれば、気温が高いときには、冷えた飲み物や保冷剤、タオルなどを入れて熱中症対策としてもつかえます。ただし、農園・果樹園によってはクーラーボックスなど大きいものの持ち込みを禁止しているところがあるので、事前にホームページで確認していくようにしましょう。
ウェットティッシュ
ウェットティッシュは、果物狩りに欠かせないアイテムです。
農業・果樹園によっては、手洗い場が近くにない場合があるので、ウェットティッシュを携帯しておくとよいでしょう。果物の果汁で手がベタベタになるので、ウェットティッシュがあるとすぐに手が拭けて便利です。果物狩りのあいだにスマートフォンやカメラを触るときも、ウェットティッシュがあればあんしんです。
レジャーシート
農園・果樹園によっては、椅子がない場合があるのでレジャーシートがあると便利です。
特に小さいお子さんを連れて果物狩りに行くなら、レジャーシートがあるとゆっくりと楽しめるのでおすすめです。雨の日には椅子があっても濡れている可能性が高いので、レジャーシートを敷いて濡れるのを防げます。
まとめ
果物狩りでは、年間を通してさまざまなフルーツが楽しめます。
春が旬のいちごやメロン、夏の桃やメロンなどたくさんの果物狩りがあるので、ぜひ好きなフルーツを楽しんでみてください。それぞれの果物のおいしい見わけ方を参考にしながらおいしい果実を選びましょう。
果物狩りに行くときには、虫除けスプレーやウェットティッシュがあると非常に便利です。また、汚れてもよい服装や靴で行き、汚れを気にすることなくおいしいフルーツを楽しみましょう。
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