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【2022年】おすすめの掃除機12選!タイプ別の特徴や選び方について解説

掃除機をかける女性

必須の家電である掃除機はさまざまなタイプの製品が販売されています。種類や機能が多く、どれがよいのか、何を基準に選んだらよいのかわからない方もいるのではないでしょうか。
掃除機にはスティック型やロボット型などいくつかの種類があり、それぞれ特徴、メリットとデメリットがあります。つかい方が異なることも多いので、用途やライフスタイルなどに合わせて選びましょう。
今回の記事では掃除機の種類や選ぶときのポイント、種類別におすすめの掃除機などを紹介します。これから新しく掃除機を購入しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
※記事の内容は記事公開時点のものです。

【4タイプ】掃除機の特徴

スティックタイプの掃除機をかける人

掃除機は主に4つのタイプにわけられ、それぞれ特徴やメリット、デメリットがあります。まず、どのタイプの掃除機を購入するかを検討しましょう。

スティック型

スティック型の掃除機は、バッテリー駆動で電源コードが不要なものが多く、小回りがききます。さまざまな用途で使用でき、収納性が高いという特徴があります。
また、重量が2kg以下と軽いものが多く、あまり体力的な負担を感じずに掃除できるので、女性の一人暮らしやお年寄りの方にもおすすめです。
ただし、バッテリー駆動は使用する前に充電が必要で、連続稼働時間が短いというデメリットがあります。また、下記のキャニスター型と比べると一般的に吸引力が少し劣ります。

キャニスター型

キャニスター型は、ダストボックスを備えた本体を置いて、パイプを持ちながら掃除する掃除機です。
吸引力がすぐれた製品が多く、コンセントから給電するため吸引力が低下していくこともなく、部屋のすみずみまできれいに掃除ができます。
一方、スティック型と比べると重く、収納しにくいものが多いイメージがあります。しかし、最近では軽量化され、収納時もコンパクトにしまえるものも多くなっています。
また、ゴミの処理が簡単な紙パック式の掃除機が多く、あとかたづけも楽にできるでしょう。

ロボット型

ロボット型掃除機は、自動で部屋を掃除してくれる掃除機です。ほかの家事をしているときや仕事や買い物で外出している間にも部屋の掃除が済むので、普段忙しく掃除の時間がとれない人にぴったりです。
最近は、外出先からアプリをつかって掃除の指示ができるものや、掃除範囲がしぼれるマッピング機能が搭載されたものなど、より高機能のロボット掃除機が販売されています。
ロボット型掃除機は、ゴミ捨てなど最低限のお手入れで済むので楽ではありますが、吸引力はほかのタイプに比べて弱い傾向があり、価格も高めです。

ハンディ型

ハンディ型の掃除機は、片手で持てる大きさのコンパクトな掃除機です。部屋の掃除だけではなく、車のなかや机の上など、狭い場所の掃除をするときに役立ちます。
ハンディ型として単体で販売されているものだけではなく、スティック型の掃除機のアタッチメントを変えるとハンディ型の掃除機として利用できるものがあります。

もし部屋の掃除をすることも考えて購入するのであれば、ハンディ型単体を購入するのではなく、ハンディ型にもなるスティック型の掃除機を購入するとよいでしょう。

掃除機の選び方6つ

ハンディタイプの掃除機をかける人

掃除機選びに迷ったときには、決め手になるポイントがいくつかあります。以下の6つが挙げられます。
1. 掃除する場所や範囲
2. 重さ
3. ヘッド(ブラシ)の種類
4. 吸込仕事率
5. ゴミ捨ての方法(集塵方法)
6. コードレスかコードありか
それぞれの要素を確認した上で購入を検討しましょう。

掃除する場所や範囲で選ぶ

一人暮らしや個室を掃除するために掃除機を購入する場合は、コンパクトなスティック型掃除機がおすすめです。もし広範囲を掃除することがあるならば、キャニスター型の方が便利でしょう。
車や狭い場所、特定の場所を掃除するのであれば、ハンディ型の掃除機が一番おすすめです。自動で部屋全体を掃除してくれる掃除機がほしい場合は、ロボット型の掃除機が便利です。

重さで選ぶ

掃除機の重さも大切です。掃除中は掃除機を持ち上げたり片手で動かしたりするため、重いと負担になります。
体力や腕力に自信がない方は、キャニスター型であれば3kg程度、スティック型は2kg程度を目安に選ぶとよいでしょう。さらにスティック型であれば、モーターの位置が手元に近い方が、高いところの掃除もしやすくおすすめです。

ヘッド(ブラシ)の種類で選ぶ

ヘッド(ブラシ)にもいくつかの種類があり、それぞれ特徴やメリットがあります。掃除機を選ぶときの参考にしてください。
モーター(自走)式パワーブラシ
・毛の長い敷物の掃除に便利
・吸引力が強い
・自走機能で引いたり押したりしないでよい
・広範囲の掃除におすすめ
パワーブラシ
・毛の長い敷物の掃除に便利
・吸引力が強い
・タービンブラシ
・ヘッドが軽くコンパクト
・パワーブラシと比べて吸引力は劣るが、安価な製品が多い
フロアブラシ
・風の力でゴミを吸引する
・ブラシがないため軽量でブラシ掃除の手間が省ける
・ゴミをかき出す力が弱いため、毛の長い敷物の掃除にはあまり向かない
・価格がリーズナブル

吸込仕事率で選ぶ

吸込仕事率とは、吸引力のことをいいます。数値が大きいほど吸引力が強くなります。一般的な吸込仕事率は、キャニスター型なら200〜600W程度、スティック型なら20〜100W程度です。
ただしゴミの吸い込みやすさは、吸込仕事率だけではなくヘッドの種類やバッテリーの性能によっても変わります。そのため、吸込仕事率はあくまでも目安のひとつと考えればよいでしょう。

ゴミ捨ての方法(集塵方法)で選ぶ

ゴミ捨ての方式はサイクロン式と紙パック式の2種類があります。サイクロン式は遠心力をつかってゴミと空気を分離してダストカップにため、つかうごとに捨てるタイプです。紙パック式はつかい捨ての紙のパックにゴミをため、いっぱいになったらまとめて捨てるタイプです。
サイクロン式は定期的に手入れが必要になるので手間がかかりますが、ゴミが詰まりにくいため吸引力が落ちにくい特徴があります。一方で、紙パック式はパックごと捨てられるので手入れは簡単ですが、紙パックを購入する分、ランニングコストがかかります。

コードレスかコードありかで選ぶ

掃除をするときの取り回しやすさを重視する方には、コードレスタイプがおすすめです。コードが届きにくいところも簡単に掃除ができ、また電源の抜き差しも不要なので素早く掃除ができます。

ただしコードレスの場合は、バッテリー駆動時間に限界があるため定期的な充電が必要です。また、コードありの掃除機の方がパワフルなので、吸引力を重視する場合はコードありの掃除機を選ぶことをおすすめします。

おすすめのスティック型掃除機

掃除機をかける女性

おすすめの掃除機をタイプ別に紹介します。まず、一人暮らしや個室の掃除におすすめのスティック型掃除機をいくつかピックアップしてみました。

「Dyson Digital Slim Fluffy Origin (SV18FFENTN)」ダイソン

「Dyson Digital Slim Fluffy Origin (SV18FFENTN)」ダイソン

ダイソンの「Dyson Digital Slim Fluffy Origin (SV18FFENTN)」は、重さ1.9kgと軽量ながらパワフルな吸引力を持つスティック型掃除機です。液晶ディスプレイが搭載されているので残りの運転時間やフィルタのメンテナンス時期、詰まりなどがわかりやすくなっています。
クリアビン(ダストカップ)がスムーズに開閉するつくりになっていて、捨てるときにゴミに触れずに済みます。また、クリアビンやフィルタ、ブラシバーは簡単に取り外せてお手入れも簡単です。
軽量さと吸引力の両方を重視したい方におすすめの掃除機です。

「コードレススティック掃除機 MC-SB85K」Panasonic

「コードレススティック掃除機 MC-SB85K」Panasonic

パナソニックの「コードレススティック掃除機 MC-SB85K」は、「からまないブラシ」を採用しており、手入れの負担を軽減したスティック型掃除機です。からんだ髪の毛や動物の毛を自然に除去してくれるので、ブラシの手入れが楽です。
また、マイナスイオンでフローリングの菌まで引きはがすので、ゴミを取り除くだけではなく拭き掃除の代わりとしても利用できます。アタッチメントも充実しており、さまざまな場所で掃除機を使用したい方におすすめです。

「サイクロン スティック型クリーナー TC-EA35W」ツインバード工業

「サイクロン スティック型クリーナー TC-EA35W」ツインバード工業

ツインバード工業の「サイクロン スティック型クリーナー TC-EA35W」は、ハンディ型としても使用できる2wayの掃除機です。パワフルながらも1.7kgととても軽くコンパクトなので、女性の一人暮らしやお年寄りの方にもおすすめです。
少ない部品点数で設計しているため、比較的低価格となっています。また、故障も少ないという特徴があります。低価格で2wayの掃除機を探している方におすすめです。

おすすめのキャニスター型掃除機

フローリングに掃除機をかける女性

キャニスター型掃除機は、吸引力や連続使用時間に制限のないことなどが特徴です。吸引力重視の方は必見です。

「Be-K TC-FD2B」三菱電機

「Be-K TC-FD2B」三菱電機

三菱電機の「Be-K TC-FD2B」は、2.4kgと軽量で部屋中を楽に掃除できるキャニスター型掃除機です。軽量ながら吸込仕事率は500Wととてもパワフルで、部屋中のゴミを効率的に吸い込みます。
ブラシは自走式パワーブラシで、新開発の植毛がほどこされ毛が絡みにくくお手入れも簡単にできます。また、集じん容積は1.5Lと大容量なため、紙パックの交換頻度も少なくて済みます。ランニングコストをなるべくおさえたい方にもおすすめです。

「DC48 Turbinehead (DC48THSBN)」ダイソン

「DC48 Turbinehead (DC48THSBN)」ダイソン

ダイソンの「DC48 Turbinehead (DC48THSBN)」は、カーボンファイバーブラシで効率よくゴミを取り除くキャニスター型掃除機です。0.3ミクロンの小さな粒子も99.97%とらえて清浄化するので、排気も気になりません。
ゴミ捨てのときにはゴミに触れることなく簡単に捨てられるので衛生的。フィルタも年1回洗浄するだけと手入れも楽です。ダイソンのキャニスター型掃除機が気になる方は、以下のリンクをご覧ください。

「紙パック式掃除機 EC-MP310-S」シャープ

「紙パック式掃除機 EC-MP310-S」シャープ

シャープの「紙パック式掃除機 EC-MP310-S」は、床面を識別して自動調整する「自動エコモード」を搭載した紙パック式キャニスター型掃除機です。フローリングやカーペットなどの床面を判別して運動を自動制御してくれるので、消費電力をおさえられます。
本体重量は2.4kgと軽く、楽に持ち運びができ、モーター駆動のブラシが付いているのですみずみまでゴミをかきだします。軽量のキャニスター型掃除機を検討している方は、以下のリンクからご覧ください。

おすすめのロボット型掃除機

お掃除ロボット

忙しく自分で掃除をするよりも、自動で掃除をしたい人にはロボット型掃除機がぴったりです。さまざまなロボット型掃除機のなかから、おすすめをピックアップしてみました。

「DEEBOT X1 OMNI DEX11」ECOVACS

「DEEBOT X1 OMNI DEX11」ECOVACS

エコバックスの「DEEBOT X1 OMNI DEX11」は掃除機と水拭きが同時にできるロボット型掃除機です。カーペットに潜む動物の毛もしっかりと吸い込む吸引力と、パワフル電動モップの水拭きで台所の油汚れまできれいにできます。
電動モップ内の水が少なくなったらステーションに戻って自動で給水し、モップはステーション内で自動洗浄されます。水拭きもできるロボット掃除機が気になる方は、以下のリンクからご検討ください。

「Take-One X3」テイクワンテクノロジー

「Take-One X3」テイクワンテクノロジー

テイクワンテクノロジーの「Take-One X3」は、吸い込み口タイプのロボット型掃除機です。吸い込み口タイプなのでペットの毛や髪の毛に強く、ブラシへの絡まりがありません。そのため、ブラシの手入れの手間が省けます。
本体に水タンクを取り付ければ水拭き清掃も可能です。また、「オート」「スポット」「エッジ」「弓形清掃」など4種類のモードを備え、さまざまな場面に対応します。ペットを飼っている方や髪の毛の長い方などに特におすすめです。

「DEEBOT T9+ DLX13-54」ECOVACS

「DEEBOT T9+ DLX13-54」ECOVACS

エコバックスの「DEEBOT T9+ DLX13-54」は、芳香剤(エアフレッシュナー)を内蔵したロボット型掃除機です。掃除をしながら部屋全体を香りで包み込んでくれるでしょう。
「3D物体回避(TrueDetect)2.0」機能を搭載し、従来の10倍の識別精度で障がい物を避けます。家具への衝突や小さなコードへのからまりも防げます。また、水拭き機能も搭載し、吸引だけでは取れない汚れも取り除けます。掃除をしながら香りも楽しみたい方は、ぜひ下記のリンクから詳細をご覧ください。

おすすめのハンディ型掃除機

若い女性 掃除

最後に、おすすめのハンディ型掃除機を紹介します。車や特定の場所の掃除に便利なハンディ型掃除機の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「充電式掃除機 MC-SBU1F」Panasonic

「充電式掃除機 MC-SBU1F」Panasonic

パナソニックの「充電式掃除機 MC-SBU1F」は、スティック型掃除機としても使用できる2WAYのハンディ型掃除機です。小型で高性能なモーターを搭載しているので、コンパクトながらゴミをしっかりと吸引してくれます。
スリムな筒形形状のボディで、付属のストラップをつかえばフックなどにかけて簡単に収納・充電が可能です。グラファイトグレーとカーマインレッド、オリーブグリーンの3色のラインナップで、部屋の雰囲気に合わせて選べます。2WAYの掃除機を探している方は、ぜひ詳細をご覧ください。

「充電式ハンディークリーナー IC-H50」アイリスオーヤマ

「充電式ハンディークリーナー IC-H50」アイリスオーヤマ

アイリスオーヤマの「充電式ハンディークリーナー IC-H50」は、本体重量が約500gととても軽量なハンディ型掃除機です。軽量でコードレスなので、車のなかや机の上などの掃除も楽にできます。
スタンドに置くだけ充電でき、1回の充電で最大20分間使用できます。また、ダストカップとフィルタは水洗い可能で清潔に保てます。車のなかや机の上など、さまざまなシーンの掃除に便利なハンディ型掃除機を探している方は、ぜひ下記をご覧ください。

「充電式クリーナ CL142FDRFW」マキタ

「充電式クリーナ CL142FDRFW」マキタ

マキタの「充電式クリーナ CL142FDRFW」は、紙パック式のハンディ型掃除機です。ボタンを押すとフロントカバーが開き、簡単にゴミ捨てができます。
プロ用充電工具のハイパワーモーターを搭載し、一般家庭だけではなくプロの方も満足できる吸引力を備えています。奥まで届くT字ノズルをつかえば、ソファや棚の下もしっかり掃除が可能です。紙パック式のハンディ型掃除機を探している方は、ぜひ下記のリンクをご覧ください。

ライフスタイルに合った掃除機を選ぼう!

掃除機をかける女性

掃除機にはスティック型やキャニスター型、ロボット型、ハンディ型があり、それぞれに特徴があります。一人暮らしや女性の方におすすめなのがスティック型で、吸引力重視の方にはキャニスター型の掃除機がおすすめです。また、外出や仕事中に自動で掃除をしたい方にはロボット型、車のなかや机の上などの掃除に使用する場合はハンディ型の掃除機がぴったりです。

また、コードの有無やごみの捨て方など、掃除機を選ぶときのポイントはいくつかあります。今回の記事で紹介したポイントを参考にしながら、自分のライフスタイルにあった掃除機を選びましょう。

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