トレンド

毎週曜日更新

秋といえば食欲の秋・読書の秋・芸術の秋・スポーツの秋!おすすめの過ごし方を紹介

紅葉 アップ

「秋といえば」という言葉を聞いて、何を思い浮かべますか。暑さ厳しい夏が終わり風が涼しくなるころは、新米やさつまいも、栗など美味しい秋の味覚が収穫されたり、山では紅葉が見頃になったりします。 秋という言葉を聞いて「スポーツの秋」や「芸術の秋」「読書の秋」などをイメージする方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では「秋といえば」からイメージする言葉について紹介します。「食欲の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」など、秋を思う存分楽しめるおすすめの商品や行事を解説するので、ぜひ最後までチェックしてください。
※記事の内容は記事公開時点のものです。

秋といえば「食欲の秋」

秋 食物

「食欲の秋」は、秋をイメージする代表的な言葉ではないでしょうか。 この章では「食欲の秋」と呼ばれるようになった理由や、秋に旬を迎える食材について解説します。「食欲の秋」を満喫するための参考にしてみてください。

食欲の秋とは?

秋になると、新米やさつまいも、松茸などのきのこ類やサンマなどが旬を迎えます。 秋を「食欲の秋」と呼ぶ理由はいくつかありますが、秋にさまざまな食材が旬を迎えるためだといわれています。また、厳しい暑さの夏が終わり涼しくなって過ごしやすい気候になることで、食欲が増すことも理由のひとつです。
秋になると食欲が増す原因には、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンがかかわっているといわれます。セロトニンには食欲をおさえる作用があり、分泌量は日照時間によって変化することが特徴です。日照時間の長い夏はセトロニンの分泌量が多く食欲がおさえられていますが、秋になり日照時間が短くなると分泌量がおさえられ食欲が増します。

秋が旬の食材を食べよう

秋に旬を迎える食べものには、以下のような種類があります。

  • サンマ
  • くり
  • 松茸
  • さつまいも

秋は、松茸や舞茸などきのこの収穫シーズンでもあります。スーパーや八百屋で年間をとおして手に入るようになった舞茸や椎茸ですが、山に自生しているものの旬は秋です。サンマは秋になると産卵のため南へ回遊し、群れの一部が日本の近海をとおります。この時期のサンマは、産卵前で脂を蓄えており身がふっくらとしています。軽く塩をふって焼くと、ジューシーな脂と旨みのある身がたまらない美味しさです。
ほかにも秋が旬の食べものを知りたい方は、以下のリンク先をチェックしてみてください。

秋といえば「読書の秋」

紅葉 本 読書

秋といえば「読書の秋」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 ところで、なぜ読書と秋が結びつくのか疑問に思う方がいらっしゃるかもしれません。この章では、読書の秋の概要と読書の習慣をつけるコツについて解説します。

読書の秋とは?

「読書の秋」と呼ばれるようになったのは、中国の唐時代の詩人である韓愈の「燈火稍く親しむ可く」という漢詩に由来するといわれています。 これは「秋になり涼しくなったので、やっと灯火の下で読書ができる」という意味です。明治時代に夏目漱石が著書「三四郎」のなかで引用し、日本でも広まったといわれています。
また、秋は夏に比べて日照時間が短くなるため、外で活動できる時間が少なくなり自宅でゆっくり本を読む時間が増えるという意味もあります。夏の暑さが山を越え、過ごしやすくなったことを実感できる言葉です。

読書の習慣をつけるコツは?

日常的に読書することで、本から得られる知識が身についたり語彙力が増したりというメリットが得られます。知識や語彙力を身につけることで、新しいアイデアを思いついたり心が豊かになったりという効果があるでしょう。読書を習慣づけるコツは、以下の4つです。

  • 「毎日10ページ読む」など無理のない目標を立てる
  • 必ず本を読む時間を、1日のなかで設定する
  • 本を持ち歩いて、いつでも読めるようにする
  • 読み終わった本の内容をまとめてアウトプットする

少しずつでも構わないので毎日続けていくことが、読書を習慣づけるのに大切です。
dブックでは、家族を殺され妹を鬼にされた炭次郎が鬼狩りの仲間と共に鬼と闘う「鬼滅の刃」や、スパイの男と殺し屋の女、超能力者の少女による「家族」が繰り広げるホームコメディ「SPY×FAMILY」をおすすめしています。そのほかにも話題の作品を揃えていますので、気になる方はぜひ読んでみてください。

秋といえば「芸術の秋」

紅葉 秋の風景

秋といえば「芸術の秋」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 なぜ「芸術の秋」と呼ばれるようになったのか疑問に思う方がいらっしゃるかもしれません。この章では「芸術の秋」の由来や、芸術を楽しむためにどのようなことをするのがおすすめなのかを紹介します。

芸術の秋とは?

秋になって気温が低くなると、街路樹や山の木々が紅葉し始めます。 また、さまざまな果実や木の実が実を結び木々を豊かに彩ります。このように、秋は自然が美しく色づく季節であるため「芸術の秋」と呼ばれるようになったという説です。
さらに秋には絵画や工芸などを展示する美術展が多く開催されることにも由来しています。「秋は芸術の季節」であることを広めたのは、文芸雑誌の「新潮」とされています。1918年の新潮で「美術の秋」と記載されたことから「芸術の秋」に転じて広まりました。

芸術の秋といえば何をする?

芸術を楽しむのにぴったりの秋ですが、どのようなことをするのがおすすめでしょうか。以下に、おすすめの芸術を紹介します。

  • 紅葉狩りをする
  • 音楽鑑賞をする
  • 美術館や博物館に行く

秋になり涼しくなると、外を出歩くのも楽しみです。ゆっくりと近くの山に出かけて紅葉狩りをしたり、美術館や博物館で芸術に触れたりしてみてはいかがでしょうか。

紅葉狩りをする

秋になり、山の木々や街路樹が赤色や黄色に紅葉する様子を眺めるのは風情があります。 紅葉しているのはイチョウやサクラ、カエデ、ブナなどの落葉樹です。落葉樹は秋になると、今ついている葉を落として寒さに耐えるため冬支度をはじめます。
その際、葉のなかでは緑色の色素のもとである「クロロフィル」が分解され、黄色の色素である「カロチノイド」や赤色の色素の「アントシアニン」に変化します。これが、葉が紅葉する仕組みです。以下のリンクで、紅葉狩りと呼ばれるようになった由来や楽しみ方について解説しています。紅葉を楽しむ際の参考にしてください。

音楽観賞をする

秋の夜長は、ご自宅で好きな音楽をじっくり鑑賞するのにおすすめです。 コーヒーや紅茶、お気に入りのお酒を楽しみながら、音楽鑑賞や読書に浸ってみてはいかがでしょうか。
「dミュージック」には、人気の最新J-POPから邦楽ロック、K-POP、洋楽、クラシックやジャズまでさまざまなジャンルの音楽がそろっています。月額定額のサブスクリプションサービスなので、好きなジャンルだけでなく普段は聴かないけれど興味のあるジャンルも楽しんでみてはいかがでしょうか。

美術館や博物館に行く

「芸術の秋」を楽しむなら、美術館や博物館に行ってみるのもよいでしょう。 近くに美術館や博物館があるなら、散歩の途中に寄ってみるのもおすすめです。秋は日本三大美術団体による二科展や院展、日展の受賞者の作品が飾られる展覧会も行われます。また、さまざまな企画展も開催されることの多い季節です。芸術に興味のある方は、ぜひゆっくりと鑑賞してみてはいかがでしょうか。

秋といえば「スポーツの秋」

ランニング カップル

「スポーツの秋」とも呼ばれる秋ですが、なぜ秋はスポーツなのでしょうか。 この章では「スポーツの秋」と呼ばれるようになった理由と、秋におすすめのスポーツについて紹介します。

スポーツの秋とは?

秋は、夏や冬のように気温が高すぎたり低すぎたりせず、ちょうどよい気候であるためスポーツに向いている季節です。そのほかにも「スポーツの秋」と呼ばれるようになったのは、以下の2つの理由があります。

  • 「体育の日(スポーツの日)」がある季節だから
  • 新聞の見出しに「スポーツの秋」と表現されていたから

1964年の10月10日に、東京オリンピックの開会式が行われました。その開催を記念し、国民にスポーツに親しんでもらおうと、10月10日が体育の日に制定されました。体育の日は2020年から「スポーツの日」に名称変更されました。
また、1927年に朝日新聞に掲載された記事の見出しに、スポーツの秋という表現がつかわれています。秋が「スポーツの秋」とされるのは、これらの理由があります。

秋におすすめのスポーツといえば?

秋は気候もよくなり気温もスポーツを楽しむのにちょうどよいため、屋外のスポーツがおすすめです。 この季節には、木々が紅葉し始めるのでジョギングやハイキング、サイクリングなど景色を楽しみながら行うスポーツもよいでしょう。
また、ダイエットのためウォーキングを始めるにもおすすめの季節です。夏の暑さで熱中症になる危険も少なく、気持ちよく運動できるでしょう。dヘルスケアでは、毎日の歩数を計測するとdポイントがたまる、無料の健康管理アプリをご用意しています。また、ウォーキングの効果や正しいやり方について解説した記事もご用意していますので、それぞれ以下のリンクで確認してみてください。ぜひ参考にしてください。

秋の行事といえば?

月見 うさぎ

秋は美味しい旬の食べものが多く気候も過ごしやすくなるため、さまざまな行事の多い季節です。秋に行われる代表的な行事には、以下の3つがあります。

  • お月見
  • ハロウィン
  • 酉の市

この章では、それぞれの行事について解説するので、ぜひ参考にしてください。

お月見

お月見は、旧暦の8月から10月にかけてに月を眺めたりお団子をお供えしたりする行事です。 一般的に知られている「十五夜」は「中秋の名月」とも呼ばれます。旧暦の8月15日とされる十五夜ですが、その年によって日にちは変わります。十五夜で見るのは必ずしも満月とは限りません。その年の旧暦8月15日に該当する日が十五夜なので、完全な満月でない場合もあります。
毎年9月中旬~10月上旬にあたり、2023年は9月29日がお月見の日です。お月見や十五夜でお供えするものや食べものについて知りたい方は、以下のリンク先を参照ください。

ハロウィン

ハロウィンというと仮装したりお菓子を配ったりというイメージがありますが、もとは11月1日のキリスト教のお祭りの前夜祭です。 ヨーロッパ発祥のお祭りで、秋の豊かな収穫を祝い先祖の霊をお迎えして悪霊を払うための儀式で、古代ケルト人のお祭りに由来します。
ハロウィンで飾られるのが「ジャック・オー・ランタン」というかぼちゃのランタンですが、この名前のジャックは、アイルランドの物語に出てくる男がモデルです。悪いことばかりして過ごしていたジャックは、悪魔を騙して殺されてしまいますが、死んだあともランタンに火を灯して闇をさまよい続けたという言い伝えがあります。
ハロウィンで仮装するのは、先祖の霊と一緒にやってきた悪霊から身を守るため、悪魔や魔女の格好をするようになったのが始まりです。

酉の市

酉の市は、11月になると東京近郊や全国の神社やお寺で行われる行事です。 酉の市では華やかに飾られた熊手を購入し、幸福や商売繁盛を願います。酉の市は、浅草の鷲神社に祀られている日本武尊が亡くなった11月の酉の日に行われます。
また、日本武尊が戦いに勝ったお参りに訪れたのが11月の酉の日で、このときに神社の前の松に武具である熊手を立てかけたことが、酉の市で熊手を売られるようになった始まりです。酉の日は12日周期で回ってくるため、11月に2回または3回、酉の市が行われます。最初の酉の市を「一の酉」2回目を「二の酉」3回目を「三の酉」と呼びます。

秋にしかできないことで満喫しよう!

紅葉 アップ

「食欲の秋」「芸術の秋」「スポーツの秋」のように、秋にはさまざまなテーマがあります。 暑さ厳しい夏が終わり涼しくなることや多くの食材が旬を迎え食べものが美味しくなる季節であることに由来しています。秋の夜長には、ゆっくりと読書したり好きな音楽を鑑賞したりしながら過ごしてみるのもおすすめです。
また、秋はお月見やハロウィン、酉の市など多くの行事が行われます。近くでイベントが行われることも多くなるため、のんびりと散歩をする途中で寄ってみてはいかがでしょうか。

この記事が役に立ったら☆をタップ

役に立った

RANKING

ランキング