正しい歯磨きのやり方は?おすすめのオーラルケア用品もご紹介
歯の黄ばみや口臭が気になるという人は多いのではないでしょうか。実は大人であっても、意外と正しい歯の磨き方を知らない人が多いのです。
この記事では、正しい歯の磨き方や歯磨き、オーラルケアにおすすめのアイテムを紹介します。
意外に知らない!?正しい歯磨きのやり方
ここでは正しいオーラルケアについて解説します。
歯磨きやオーラルケアをしないとどうなる?
歯垢は生きた細菌の塊です。歯にべったりとくっついているため、うがいだけでは取り除けません。また歯の色に近い乳白色のため、磨き残しが生じやすいので注意して磨きましょう。
正しい歯磨きの方法
毛先が広がらない程度の軽い力で、小刻みに動かすのがポイントです。歯垢は粘着性が高いので、1か所20回以上は磨くことをおすすめします。
前歯は凸凹しているので、1本ずつ歯ブラシを縦に当てて磨きます。歯の裏側もブラシが当たりにくいので、歯ブラシを縦に当てると磨きやすくなります。歯と歯茎の間にある歯周ポケットは毛先を45度に当てて磨くと汚れが落としやすいです。
歯と歯の間は歯ブラシでは落としきれない場合があるので、デンタルフロスや歯間ブラシをつかって歯垢を取り除くようにしましょう。
歯磨きは1日何回?歯を磨くタイミングは?
起床直後は歯磨きをしていない人もいるかもしれませんが、夜の間に繁殖した細菌を取り除くために歯磨きをおすすめします。朝起きたときに口のなかがねばついていたら、細菌が繁殖していますよ。
食後は口のなかが酸性になって歯が溶けやすい状態です。できるだけ毎食後磨くように心がけて、歯磨きができない場合はうがいするといいでしょう。
どれくらいの時間、歯磨きすればいい?
歯磨きは1回10分以上するのが望ましいです。しかし毎食後など10分以上かけて歯磨きするのは時間的に難しい場合もありますよね。その場合は就寝前だけでも10分以上ていねいに磨くことをおすすめします。
時間がない場合は2分を目安に歯磨きをしたり、歯磨き自体が難しいならマウスウォッシュをつかったり、キシリトールガムを噛むといいでしょう。
使用する歯磨き粉の量は歯ブラシの毛全体の1/3~1/2程度で、歯磨き粉に含まれているフッ素を落としすぎないように、うがいを少量の水で行うのがおすすめです。
歯磨き・オーラルケアにおすすめのアイテム
ここでは歯磨き・オーラルケアにおすすめのアイテムを紹介します。自分のライフスタイルや歯の悩みに合わせて、つかいわけてみてください。
歯ブラシ
歯茎に問題がない方は毛が「ふつう」か「かため」のもの、知覚過敏などの方は毛が「やわらかめ」のものを選んでください。「やわらかめ」だと汚れは落ちにくいので、よりていねいに磨きましょう。
ヘッド部分が大きめだと効率よく短時間で磨けますし、小さめであれば奥まで細やかに磨けます。
時短ケアしたい方には、高速振動によって歯を磨く時間を短縮できる「電動歯ブラシ」もおすすめです。
歯ブラシは毛先が開いてくると汚れを落としづらくなるため、1か月に1本を目安として買い替えてください。
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歯間ブラシ
就寝前などの時間に余裕があるときに、ブラッシングに加えて1日1回つかうだけでも歯磨きの質が上がります。
歯間ブラシをつかうときは歯と歯の間に垂直に入れて、往復するように優しく動かしてください。
ようじに糸が張ってあり、気軽につかえる「糸ようじ」や、糸状になっていて指に巻き付けてつかう「デンタルフロス」も同様の役割があります。
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ペーストタイプの歯磨き粉
歯磨き1回につき、歯ブラシの毛先の3分の2ほど、1g程度をつかうのが適量とされています。
「フッ素」を配合しているものだと歯垢を取り除くだけでなく、細菌が作り出した酸によって歯が溶けるのを防いだり、溶け出した成分が歯に戻るように再石灰化を促進したりと、虫歯を予防する役割があります。
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ホワイトニング歯磨き粉
歯の黄ばみが気になり、白くて清潔感のある美しい歯をめざしたい方は、「ホワイトニング歯磨き粉」をつかってブラッシングするといいでしょう。
ホワイトニング歯磨き粉は、一般的な歯磨き粉と同じく歯垢を落として虫歯を予防します。さらに歯の表面に付着したステインを落として、本来の歯の色に近付ける役割があるのが特徴です。
ペーストタイプだけでなく、ジェルタイプや粉のタイプなどもあります。
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泡タイプの歯磨き粉
成分や役割は一般的なペーストタイプの歯磨き粉と基本的には同じですが、手順が少し違います。舌のうえに直接泡をのせてから口全体に行き渡らせて、歯ブラシで歯をブラッシングするという流れです。
泡タイプだと泡の状態で出てきて泡立てる必要がなく、歯と歯の間にも届きやすいため優しく磨けます。こすり過ぎを防げるので歯や歯肉をできるだけ傷付けたくない方や、泡立てる手間が省けるので時短したい方にもおすすめです。
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液体歯磨き・マウスウォッシュ
「マウスウォッシュ」は口をすすぐだけで、外出時などの歯磨きができないときや、歯磨きの仕上げとしてつかうものです。
一方、「液体歯磨き」は液体タイプの歯磨き粉で、口に含んですすいでから歯ブラシで歯を磨く必要があるため間違えないようにしてください。
どちらとも、口内のねばつきなどによる不快感を取り除いて清潔にします。口臭予防にも役立ちますし、配合されている成分によっては虫歯や歯周病を予防する働きもあります。
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歯磨きシート
つかうときは指に巻き付けて、口のなか全体をきれいに拭き取ります。使用後に水で口をすすぐ必要はありません。
ブラッシングほどにきちんと汚れを落とせるわけではないので、日常的な歯磨きは別で行い、あくまで補助としてつかってみてください。
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ガム
歯磨きをすぐにできないときや時間がないときなどに、スッキリしたいなら「ガム」がおすすめです。ミント系のガムは爽やかな冷涼感が味わえるので、気分転換や眠気覚ましにも役立ちますよ。
食後の歯磨き前に噛むと、咀嚼によって唾液が分泌されて口内環境が中和され、虫歯予防への効果が高まるとされています。
白樺などから採れる天然素材の甘味料「キシリトール」を配合しているガムであれば、歯のエナメル質の再石灰化を促進したり、歯垢が落ちやすい状態にして虫歯を予防したりする働きが期待できます。
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まとめ
dショッピングにはいろいろなオーラルケアアイテムがありますので、自分に合うものを探してみてくださいね。
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監修者:長浜 理恵
保有資格:看護師、保健師、日本化粧品検定1級、コスメコンシェルジュ、パーソネルリンパケアリスト、コスメ薬事法管理者
2008年から2015年まで大学病院の耳鼻咽喉科病棟に勤務。結婚を機に一般内科の病院に転職。
妊娠中自分がつかっている化粧品などの成分が気になるように。2019年に日本化粧品検定1級&コスメコンシェルジュを取得し、美容ライターとして活動中。